皮膚科治療でもメジャーなレーザー治療、今回はその中でもピコレーザーを中心に金子先生にお話しを伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。

金子よろしくお願いいたします。

まず初めに、肌のレーザー治療とはどのようなものか教えていただけますでしょうか？

金子まず、レーザー治療の語源からご紹介いたします。
“Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation”の各単語の頭文字が「LASER」というところから由来しています。

レーザーは、固体・気体・液体・半導体の4つに分かれ、目的により最適なレーザーを用いて治療を行います。
中でも固体レーザーは肌治療でよく使われる種類で、ルビーレーザー・アレキサンドライトレーザー・ヤグレーザーなどがあります。気体レーザーでは主に炭酸ガスレーザーが用いられ、液体レーザーでは色素レーザーが使用されます。
皮膚の主な色素はヘモグロビン（赤）とメラニン（黒）で、レーザーの波長によって色素への吸収の程度や、皮膚への深達度か変わるので、治療したい症状や皮膚の厚みを考慮して、最適なレーザーの種類を選択していきます。

レーザー治療と言えども、4種類に分かれそれぞれにいくつも種類があるんですね。

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