【術式解説あり】目頭切開のデメリットのまとめ

2023.10.03

2024.11.22

目頭切開に興味があっても、失敗やダウンタイムのことが気になって迷っている方はとても多いです。

この記事では目頭切開のデメリットについて詳しく解説していきます！

目頭切開について
- 目頭切開で解決できること
目頭切開のデメリット
術式ごとのメリットとデメリット
症例の変化
水の森美容クリニックの特徴

目頭切開について

デメリットについて触れる前に、まずは目頭切開のついておさらいです。

目頭切開で解決できること

目頭切開は目元の内側にある蒙古ヒダ（下写真の黄色部分）を取り除くことで目の横幅を出し、お顔の印象変える目元整形の1つです。

日本人やアジア系の方は遺伝的に蒙古ヒダが張っている方が元々多い特徴があります。蒙古ヒダの張りが強いと、目元が丸く可愛らしい印象を相手へ与える一方、離れ目にみえたり鼻筋と目と目の距離が遠くなることで平面的な顔立ちに見えます。

目頭切開では蒙古ヒダをなくし、目元を大きくすることで立体的で華やかな印象の目元へ近づけることができます。

目頭切開のデメリット

目頭切開のデメリットはダウンタイムと傷跡、費用の3つです。それぞれ術式や患者様により差は生じますが、傷口の腫れや赤みは術後10日程度までは目立つため、計画的に施術を受けることが大事です。

ダウンタイムと傷跡

下の写真はZ法による目頭切開の傷跡の経過写真です。術直後は赤みや腫れがございます。抜糸後にはある程度腫れが引き、赤みも収まってきます。1か月後にはある程度自然に馴染み、3ヵ月後にほぼ完成となります。（※傷跡の治り具合は個人差がございます）

術直後（軟膏を塗った状態）

術直後のため傷口は赤く腫れます。傷口を縫合するため糸が目頭につきます。痛みに対しては痛み止めで抑えられる程です。

7～9日後（抜糸直後）

傷の赤みが徐々に落ち着いてきます。抜糸後翌日から石鹸を用いた洗顔、入浴が可能となります。抜糸後翌々日からアイメイクも可能です。

1か月後

腫れはほぼなく自然な感じになります。
傷口の赤味も時間の経過と共に目立たなくなります。

3か月後

ほぼ完成となります。患者様によっては傷跡が馴染むまで半年程度かかる方もいらっしゃる方もおり、個人差があります。

過ごし方で抑えるポイント

目頭切開では術後の日常生活で気を付けることは以下の通りです。

メイク：アイメイク以外は当日からでき、抜糸翌々日（9日～11日後）からアイメイクも可能です。

洗顔：水洗いの洗顔は施術翌日から可能です。テープ除去後から洗顔料を使用できます。

目元：傷口を縫合した極細の糸が目頭につき肌色のテープで上から留めます。7日～9日目に抜糸します。

コンタクトレンズ・浴槽入浴：抜糸後翌日から可能です。

費用

目頭切開の平均相場は20万円～30万円程度です。プチ整形である二重埋没法やヒアルロン酸注射、ボトックス注射などに比べると高額なため、余裕をもって受けられるのをおすすめします。またなるべく1つのクリニックでは決めず複数の美容外科で見積をとり、比較することをおすすめします。

術式ごとのメリットとデメリット

主な目頭切開の３つの術式を特徴を踏まえご紹介します。

Z法

蒙古ヒダをZ型に切開し、切開皮弁を入れ替えて目頭を露出させます。
傷や腫れがW法に比べ少なく、ダウンタイムが短いのが特徴です。また術後ある程度の状態まで修正することも可能です。一方極端な離れ目の解消には効果が弱いです。

W法

蒙古ヒダを切開＋切除する術式です。後戻りの可能性が少なくしっかり変化を出せます。
デメリットは、Z法に比べダウンタイムが多少長いのと、皮膚を切除するため元の状態に戻すのは困難なことです。傷跡は半年～1年程度でスッピンでも分からなくなります。

三日月法

当院では行っていない治療法ですが、蒙古ヒダの部分を三日月状に切り取って縫合する方法です。
切り取って合わせた傷は元に戻ろうという力が働き、その力によって傷が引っ張られ、時間と共に傷が凹みになる事があります。
凹みにならないようにするには、少しだけ切り取って、戻ろうとする力を弱めるしかありません。
すなわち変化が少ないという事です。変化を出そうとすれば傷が目立ってしまうのでおすすめしない治療法です。

目頭切開法の詳細はこちら

こちらの動画でも目頭切開について詳しく解説しています！

https://youtu.be/OVoQg5JW4YY