脂肪吸引後に圧迫しないとどうなる?部位ごとの圧迫方法もご紹介!
2024.01.12
2024.11.21
痩身・ボディ
脂肪吸引の術後、ダウンンタイムを過ごす際には圧迫固定を行うのが一般的です。ですが、部位によっては苦しかったり、夏場は辛いとお感じになられる方もいるかと思います。
仮に、この圧迫固定を行わないとどうなってしまうのか?また、圧迫固定の重要性と当院における部位ごとの圧迫方法についてもご紹介いたします。
脂肪吸引とはどのような施術か?
まず初めに、脂肪吸引がそもそもどのような施術か解説いたします。
脂肪吸引とは、皮膚の下(皮下)にカニューレと呼ばれる専用の吸引管を入れて皮下脂肪と、ダイエットでは燃焼が難しいLFD(深層部分にある脂肪層)を取り除く施術です。
脂肪は、筋肉や水分に比べると質量が軽いので体重には大きな変化がありませんが、ボディライン・部分痩せといった見た目に大きく変化が見られます。脂肪吸引はダイエット・減量するための施術ではなく、メリハリのあるボディライン形成や部分痩せに効果的な施術です。
脂肪吸引のダウンタイムについて
ご存じの方も多いかと思いますが、脂肪吸引は術後ダウンタイムが生じます。吸引部位によって、ダウンタイムの度合いは異なりますが、脂肪吸引では主に以下の症状が現れます。
内出血
術後1~2週間前後までは、赤黒い内出血が生じます。次第に黄色く変化していき、落ち着き始め自然な肌色に治っていきます。
痛み
痛みのピークは術後1週間前後で、強い筋肉痛のような症状が出ますが、その後は徐々に落ち着いていきます。クリニックで痛み止めを処方いたしますので、ご自宅でもコントロールすることが可能です。
腫れ
腫れは、術後1週間前後にかけ施術部位を中心に現れますが、以降は徐々に気にならなくなっていきます。
むくみ
むくみも術後2週間前後で現れますが、腫れと同様にその後は解消されていきます。ごくまれに患部に水が溜まることがあります。
傷(傷跡)
吸引箇所に赤みを伴った傷が残りますが、術後1ヶ月を目安に徐々に薄くなり、術後3ヶ月~半年を迎える頃にはほとんど目立たなくなります。
拘縮(皮膚のつっぱり・硬さ)
拘縮とは、脂肪吸引後に皮膚が硬くなりつっぱり感のある状態です。術後すぐはシワシワとした状態ですが、術後1週間後から徐々に硬さが出てきます。術後1ヶ月頃からマッサージやイントラシュアでのケアもおすすめです。
脂肪吸引後に圧迫をしないとどうなるのか?
脂肪吸引の術後に、吸引部位の圧迫を行わないことによる影響やリスクについて解説いたします。
ダウンタイムの症状の緩和ができなくなる
ダウンタイム後の圧迫は、先ほどご紹介した痛み・むくみ・腫れなどといったダウンタイムの症状の緩和・抑制が期待できます。
ですが、怠ってしまうとこれらの症状やダウンタイム期間が長期化してしまうリスクや、最終的な仕上がりにも悪影響を及ぼす場合があります。
吸引部分のデコボコ・たるみの原因になる
特に腹部・ウエストなど吸引面積の広い箇所では、吸引後に皮膚に余りが出ることがあります。そのため、術後の圧迫固定を怠ってしまうと、皮膚のデコボコやたるみの原因に繋がり最終的には仕上がりが汚くなってしまう恐れがあります。
施術部位ごとの圧迫方法と注意事項をご紹介!
ここからは、水の森美容クリニックで行っている脂肪吸引後の圧迫固定を、各施術部位ごとに解説いたします。また、圧迫時の注意事項についてもご紹介いたしますので、ぜひご参考にしてみてください!
お腹・ウエストの脂肪吸引の場合
お腹・ウエストの脂肪吸引後の圧迫は、画像のようにウエストニッパーの中にスポンジなどを詰めてしっかりと圧迫します。脂肪をしっかり吸引することで皮膚に余りが生じるため、確実に圧迫を行うことで皮膚のデコボコやたるみのリスクを軽減します。逆に吸引量が少なければ皮膚は余りません。
お腹の脂肪吸引後に使用する圧迫着(ウエストニッパー)の着用方法は動画でもわかりやすくご説明しております。
圧迫・術後の注意事項
・術後はなるべく良い姿勢を意識する
理想の状態は、常にお腹がピンと伸びてシワが入っていない状態で、仰向けで寝ている状態がいちばんきれいにお腹が伸びます。姿勢が悪くなり、お腹が折れ曲がって食い込んでいる状態になると、その形で癒着してしまう場合があります。
・お腹にシワが入るのを防ぐポイント
歩行時:胸を張るように意識する
姿勢矯正バンドなどを使用するのも良い
着席時:浅めに腰をかけ、お腹を伸ばして座る
猫背になると圧迫着が折れ曲がり、食い込んでしまう可能性がある。
就寝時:仰向けで寝る
お腹を伸ばしやすくするため、腰の下に枕やクッションを挟むと良い。
お腹の脂肪吸引ついて、詳しくはこちらでご紹介しております!
太ももの脂肪吸引の場合
太もも・お尻の脂肪吸引後の圧迫は、ガートルを着用して行います。圧迫着(ガートル)の着用方法は動画でもわかりやすくご説明しております。
圧迫・術後の注意事項
・歩行や脚の曲げ伸ばしがしにくくなる
術後、歩くこと自体は問題ございませんが、それ以上に歩行や脚・ひざの曲げ伸ばしがしにくい状態が少しの間続きます。普段の2倍~3倍の時間が掛かることもありますので、無理の無い範囲で余裕を持って行動するようにしましょう。
太ももの脂肪吸引ついて、詳しくはこちらでご紹介しております!
二の腕・背中の脂肪吸引の場合
二の腕・背中の脂肪吸引後の圧迫は、画像のように上腕バンテージ(圧迫着)を着用していただきます。上腕バンテージの着用方法は、動画でもわかりやすくご説明しております。
圧迫・術後の注意事項
・腕の曲げ伸ばしがしにくくなる
術後、腕のつっぱり(拘縮)や痛み・腫れなどの症状によって、腕全体の曲げ伸ばしがしにくくなる場合があります。特に、シャワー浴や高い位置にある物を取る際、また衣服の着脱にも影響が出ることがありますので注意しましょう。
二の腕の脂肪吸引ついて、詳しくはこちらでご紹介しております!
お顔の脂肪吸引の場合
お顔の脂肪吸引後の圧迫は、フェイスバンテージを着用して行います。フェイスバンテージの着用方法は動画でもわかりやすくご説明しております。
圧迫・術後の注意事項
・圧迫が目立つので過ごし方に注意
フェイスバンテージは、お顔全体を固定・圧迫するため着用時には人と会うことや外出を避けるなど、ご予定の調整が必要になる場合もあります。
お顔の脂肪吸引ついて、詳しくはこちらでご紹介しております!
当院では術後の圧迫をはじめ、脂肪吸引のダウンタイムに特化した特設サイトをご用意しております。実際に施術を受けられた方はもちろん、これから施術予定の方やご検討中の方にも脂肪吸引のダウンタイムについて理解を深めていただける内容をなっておりますので、ぜひご覧ください!
水の森美容クリニックの脂肪吸引が選ばれる理由
ここからは、当院の脂肪吸引が多くの患者様にお受けいただいている理由についてご紹介いたします。
開院から磨き続けた確かな技術・実績
脂肪吸引は医師の技術で仕上がり・結果が決まります。
理想の仕上がりを実現するために、当院では開院から20年で培った脂肪吸引技術を駆使して数多くの施術を行ってきました。
科学的根拠(EBM)に基づいた脂肪吸引
当院では、患者様の理想と自然な仕上がりを実現するために、吸引技術の追求に加えて、国内外数多くの臨床研究や論文などを含めた科学的根拠に基づいた施術を行っております。
少なからず患者様には負担がかかるからこそ、負担を最小限に抑えると共に安全で確実な施術を行っていきます。
完成まで寄り添うアフターフォロー
脂肪吸引はダウンタイムが心配で気になるという方も多くいらっしゃいます。
普段の生活への影響、術後の症状などご不安な要素が多い施術だからこそ、当院では脂肪吸引を受けられた患者様全員に、完成まで徹底したサポート・アフターケアをお約束します。
・脂肪吸引ガイドブックをお渡し
・完成まで徹底したフォロー体制
・術後の検診は何度でも無料
・イントラシュアあり(銀座院・名古屋院)
当院の脂肪吸引については、こちらの動画でも竹江総院長が詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。
医師による無料のカウンセリング
診察は全て医師が丁寧に行い、必要な治療法のみをご提案いたします。
美容医療が初めての方でも、まずはお気軽にご相談へお越しください。
2024.01.12
2024.11.21
痩身・ボディ
監修医情報
医師
水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉
経歴
平成10年 東京医科大学医学部卒業
平成18年2月 水の森美容クリニック開院
所属学会
麻酔科標榜医
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医