目の下のたるみ・クマの原因は何なのか?種類と改善方法を医師が解説!
2023.10.03
2024.11.21
お目元
加齢と共に目の下がたるんできた、クマや膨らみが目立ってきたというお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
目の下のたるみやクマと言っても、原因や症状は全て同じではなく異なるためそれぞれに適した治療やケアを行わなければ、改善に繋がりません。
そこで今回は、目の下のたるみ・クマの原因や種類に加えて、改善方法について解説いたします。
目次
目の下のたるみ・クマとは
目の下のたるみ・クマとは、涙袋の下付近の皮膚がたるんや膨らみが生じたり、クマのようなものが目立ってしまう症状です。
・目の下のたるみ
写真のように、目の下の皮膚がたるんでいるためお顔全体が老けた印象になってしまいます。
・目の下のクマ・膨らみ
こちらは、目の下のクマ・膨らみが目立っている様子です。先ほどたるみが出ていた部分に膨らみが生じ、その膨らみの影によって黒いクマのように見えてしまっています。
目の下のたるみの原因
目の下のたるみはの原因は、大きく3つのパターンに分かれます。
それぞれ原因となる目もとの組織や、世代ごとに見ら
・通常の目もとの構造
通常、眼球は眼窩(がんか)と呼ばれる骨の空洞に収まっているおり、眼球と空洞のわずかなすき間に脂肪が存在して眼球を守っています。
脂肪の他、眼球の下部には眼輪筋と呼ばれるまばたきをする際になどに動く筋肉が眼球を囲むようについています。
目の下のたるみの3つ原因
眼輪筋+皮膚が原因
1つ目のパターンは、加齢によって眼輪筋と皮膚が緩んでしまうことによるたるみです。特に、50代以降の年齢を重ねた方に多く見らえるケースです。
ただ、眼輪筋と皮膚だけが緩んでしまうケースはほとんど無く、後に紹介する3つ目のパターンのように脂肪も関わってくることが非常に多いです。
脂肪が原因
2つ目のパターンは、重力によってまぶたの上の脂肪が奥にへこんでしまい、目の下にある脂肪が押し出されて飛び出てしまうケースです。飛び出た脂肪によって、目の下にたるみた影ができてしまい、黒クマとして現れるケースもあります。
このケースは、30~40代の比較的お若い方にも多く見られます。
眼輪筋+皮膚+脂肪
3つ目は、パターン1と2が組み合わさったケースです。皮膚や眼輪筋に緩みに加えて、目の下に脂肪が飛び出てしまった状態です。
このケースで目の下にたるみが生じる方も多く、50代以降の方に多く見られます。
目の下のクマの原因と種類
続いて、目の下のクマの原因と種類について解説いたします。
目の下のクマには、原因によって種類があり皮膚表面への現れ方も異なります。
青クマ
1つ目は、青クマです。その名の通り、青みがかった色のクマです。皮膚の厚みなど個人差はありますが、目元の毛細血管や眼輪筋が透けて見える場合があります。
青クマの原因には、血行不良や睡眠不足などが挙げられ、正常な血液循環が行われるよう血行促進のマッサージなどが効果的です。
茶クマ
茶クマは、色素沈着によって皮膚自体が茶色に変色してしまった状態です。
アレルギーなどで目もとをよくかいてしまっている方や、メイク落としなどで目もとに刺激を強く与えてしまっていると、色素沈着が起こりやすくなります。
内服薬や肌のターンオーバーを整える肌治療などによる改善がおすすめです。
黒クマ
3つ目は黒クマです。
目の下のたるみ(もしくは膨らみ)によって、黒い影のような状態となって現れるクマです。主な原因には、加齢による皮下脂肪の減少や脂肪自体の移動によって生じます。
この黒クマは、セルフケアや肌治療での改善は難しく、美容外科施術による治療が症状改善に最も有効と言えます。
目の下のたるみ・クマの改善方法
目の下のたるみ・クマ改善の美容外科施術には、いくつかの選択肢があります。
主に、目の下のヒアルロン酸注射・下眼瞼脱脂(目の下の脂肪取り)・ハムラ法です。それぞれの特徴やメリット・デメリットについてご紹介いたします。
目の下のヒアルロン酸注射
目の下のヒアルロン酸注射は、目の下のくぼみに対してヒアルロン酸を注入して、目の下をフラットにする施術です。
■メリット
・目の下のくぼみで影を改善
・目元のしわが気になる方にも効果的
・切開せずに行うことができる手軽なプチ整形
■デメリット
・ヒアルロン酸による治療のため、繰り返し施術が必要
・目の下の形状により、ヒアルロン酸注入が適応かどうかの判別も必要
・目の下の状態によっては、施術の適応が出ない場合がある
目の下のヒアルロン酸注射の詳細はこちらから
下眼瞼脱脂(目の下の脂肪取り)
下眼瞼脱脂は、目の下の脂肪の突出により生じた、たるみ(クマ)を、下眼瞼(経結膜)側からアプローチして取り除く施術で、お顔の表面に傷が出来ないのが特徴です。
■メリット
・顔の皮膚に傷跡が残らない
・飛び出た脂肪が無くなって影が目立たなくなることで目元が明るくなる
■デメリット
・脂肪を取り除くだけなのでへこみやくぼみがある場合は、さらに治療が必要
・将来的に再発するリスク
・たるみやシワがより一層目立つ可能性
下眼瞼脱脂(目の下の脂肪取り)の詳細はこちらから
ハムラ法
ハムラ法とは、目の下のたるみ(膨らみ)の原因となる脂肪をくぼみへ移動させて、目の下をフラットな状態に整える治療法です。「脂肪再配置術」とも言われており、合わせて余分な皮膚の切除も行います。
■メリット
・目の下のたるみ、クマの根治治療
・たるみやシワをまとめて改善できる
・脂肪が繋がっているのでフラットな状態
・脂肪を固定しているので再発のリスクが低い
■デメリット
・切開を伴う
・施術時間が長い
当院では、目の下のたるみ・クマ改善にはハムラ法をおすすめしております。
他の治療とは異なり、原因となる脂肪や皮膚を再配置・固定による根治治療・再発予防が1度で可能であることや、確かな症状改善が期待できるためです。
ハムラ法の詳細は、こちらのページでも詳しくご紹介しておりますのでご覧ください。
ハムラ法(目の下のたるみ・クマ取り)の施術方法
ハムラ法は、別名「脂肪再配置」とも呼ばれる施術で加齢などの原因で、目の下前方に突出してしまった脂肪を凹み(くぼみ)の部分に移動(再配置)・固定させて、表面をフラットな状態にする施術です。
脂肪を移動・固定させる施術ですので再び脂肪が下がってきてしまったり、脂肪取りの施術で起こりうる将来的な凹み(くぼみ)のリスクも押さえることができます。
また、ハムラ法では余分な皮膚の切除も同時にできるため、皮膚のたるみ改善もでき目元全体の印象を若々しく改善できます。
ハムラ法(目の下のたるみ・クマ取り)の症例写真
水の森美容クリニックのハムラ法(目の下のたるみ取り)の症例写真をご紹介いたします。
当院では、徹底した技術指導のもと全院で技術の研鑽と自然な仕上がりを追求し、患者様の理想・お悩みの改善を勤めています。
料金:¥394,900(税込)
リスク・副作用:
【痛み・熱感】1週間程度・【腫れ・内出血】ピークは1~2週間程度・【傷口の赤み】3ヶ月
担当医師:総院長 竹江 渉
・ドクターコメント
こちらは 目の下のたるみとり(ハムラ法)による症例写真です。
施術前のお写真をみていただきますと、目の下に大きなふくらみがあります。これが目の下のたるみです。施術後のお写真ではフラットな状態となり、お顔の印象も明るく変わられました。
目の下のクマやたるみは、お顔を疲れ顔や老け顔に見せてしまう原因になります。特に30代以上の方で多く、たるみが大きくなると影もできてしまい、クマをより誇張したように見えてしまいます。ハムラ法では、目の下のたるみ・クマ改善をご希望の場合には最適な施術です。
料金:¥394,900(税込)
リスク・副作用:
【痛み・熱感】1週間程度・【腫れ・内出血】ピークは1~2週間程度・【傷口の赤み】3ヶ月
担当医師:名古屋院院長 西川 陽平
・ドクターコメント
こちらの患者様は、施術前のお写真をみていただきますと、目の下の膨らみが二段になっており、お顔全体の印象としては疲れているように感じられます。施術後のお写真はぷっくりとした涙袋の下はフラットな状態となり、お顔の印象も明るく、優しい印象へ変わられました。
ハムラ法は、エイジングケア治療の1つとしても人気で、若々しい印象になりたいという方にとってもおすすめの施術になっております。
この他にも、ハムラ法の症例が数多くございます
当院のハムラ法が選ばれる理由
自然な仕上がりと確かな変化
当院のハムラ法(目の下のたるみ取り)は、患者様1人ひとりのたるみ・クマ・膨らみ、そして皮膚など目元の状態細部まで確認し、骨格やお顔全体にバランスも考慮したうえで、確かな変化と自然な仕上がりの両立を追求しております。
徹底した技術指導による高品質な施術
徹底した技術指導は水の森全体でも掲げており、無料モニターによってカウンセリングから施術の手技まで一貫して高いクオリティを全院で実現しています。
新人の医師だけでなく、各分院の院長クラスの医師も定期的な研修を実施し、技術のアップデートを常に行っております。
手厚いアフターフォロー
当院では、術後の抜糸・1ヶ月・3ヶ月検診のほか、ご不安なことや気になることなどどんな些細なことでも、無料で何度でも検診を受けることができます。
検診は、医師が対応いたしますので安心してお気軽にご相談いただけます。
医師による無料のカウンセリング
診察は全て医師が丁寧に行い、必要な治療法のみをご提案いたします。
美容医療が初めての方でも、まずはお気軽にご相談へお越しください。
2023.10.03
2024.11.21
お目元
監修医情報
医師
水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉
経歴
平成10年 東京医科大学医学部卒業
平成18年2月 水の森美容クリニック開院
所属学会
麻酔科標榜医
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医