目上切開とはどんな施術?目頭切開との違いやメリット・デメリットを解説
2023.11.14
2024.11.20
お目元
「目を大きく見せたい」・「印象的な目元になりたい」とお考えの方で目頭切開と共に、目上切開をご検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
確かにどちらも目を大きく見せる施術ですが、施術効果や術式は大きく異なります。今回は、目上切開とはどのような施術なのか?目頭切開との違いについてもご紹介いたします。
目次
目上切開とは?
目上切開、蒙古ひだの上部を切除する治療です。元々の目元が離れ目でない方で、目頭切開を行ってしまうと寄り目になってしまう場合に目を上に大きく見せることができる施術です。
蒙古ひだの上部を切除し、引き上げることで目が上方向に大きく見えるようになります。
目上切開のメリット・デメリット
目上切開の主なメリットとデメリットはこちらです。
メリット
・離れ目でない方が目を大きく見せることができる(目頭切開では寄り目になってしまう方)
・目を縦(上)方向に大きく見せることができる
・場合によって、平行二重に近づくことがある
デメリット
・離れ目の解消にはならない
・目を横方向には大きくできない
・二重ラインを作る施術ではないので、必ず平行二重になるわけでない
・場合によって傷跡が目立つ、効果が感じられないケースもある
目上切開と目頭切開の違い
よく目上切開と比較・検討されたり、場合によっては関連施術などとさせるのが目頭切開です。目頭切開は、目上切開同様に目頭部分の蒙古ひだを切開・切除する施術ですが、効果やおすすめの方が大きく異なるため違いや特徴をしっかり把握しましょう。
目頭切開とは
目頭切開は、目頭の被さるように覆っている皮膚「蒙古ヒダ」を取り除き、目頭の内側にある涙丘(ピンク色の部分)を見せることで。目を横方向に大きく見せることができる施術です。
離れ目に改善や凛とした大人っぽい印象の目元になる効果が期待できます。
蒙古ヒダとは
蒙古ヒダは、一般的に日本人をはじめ東洋人に多く、遺伝的にもこの蒙古ヒダで目頭の涙丘が隠れている方が多くいらっしゃいます。
画像の黄色い矢印で示した部分が蒙古ヒダになります。
目が離れて見えることで、平面的なお顔立ちに見えて鼻筋の通っていない印象にも見えます。
蒙古ヒダ有無の違い
蒙古ヒダの有無によって、目元にどのような違いが生まれるか下の図を用いてご紹介いたします。
先述の通り、蒙古ヒダがある状態だと目頭の涙丘(ピンク色)の部分が隠れており、離れ目な印象があります。また、蒙古ヒダが張った状態でアイプチや二重埋没法を行っても、平行二重にすることは難しくなります。
一方で、蒙古ヒダが無いと涙丘がしっかりと見え目も横方向に大きく見えるようになります。さらに、離れ目の印象も改善され、切れ長の大人っぽい印象になります。
目頭切開の効果
目頭切開の主な施術効果には、以下が挙げられます。
・目と目の距離を近くする(離れ目の改善)
・目の横幅を大きく見せる
・平行二重に近づく
目頭切開がおすすめの方
以下の内容に当てはまる方、同じご希望をお持ちの方は目頭切開がおすすめです。
・目の横幅を広げ目全体を大きくみせたい
・離れ目を解消して、凛とした印象の目元になりたい
・蒙古ひだが強い末広二重を平行二重に近づけたい
・大人っぽいシャープな目元に近づけたい
目頭切開が向いていない方
また、次にご紹介する項目に当てはまる方は、目頭切開が向いていない方になりますので、事前にご自身の目元の状態を確認しましょう。
・涙丘(ピンクの部分)がある程度露出している方
・元々左右の目の距離があまり離れていない方
・目と目の距離が35mm以下の方
目頭切開の術式について
Z法
Z法は皮膚の切除はせず、切開のみで皮弁を入れ替えて目頭を露出させる施術方法です。傷や腫れがW法に比べ少なく、ダウンタイムが短いのが特徴です。
また、術後ある程度の状態まで修正することも可能です。
W法
W法は、蒙古襞を切開+切除する術式です。後戻りのリスクを軽減でき術後の変化もしっかり出すことができます。
デメリットは、Z法に比べダウンタイムが多少長く、皮膚を切除するため元の状態に戻したり、修正を行うことが難しい点が挙げられます。傷跡は半年~1年程度でスッピンでも分からなくなります。
三日月法
蒙古ヒダの部分を三日月状に切り取って縫合する方法です。切り取り、縫い合わせた傷は元に戻ろうという力が働き、その力によって傷が引っ張られ、時間と共に傷がへこみになる可能性があります。
へこみになるのを防ぐためには、切り取る部分を減らして戻ろうとする力を弱めるしかありません。その場合、術後の変化が少ない仕上がりになってしまいます。しっかりと変化を出したい場合には、傷が目立ってしまう術式ですので、ご検討される際には注意が必要です。
リドレープ法
リドレープ法は、別名「韓流目頭切開」」とも呼ばれ、韓国で多く用いられる術式の1つで、近年では日本でも採用しているクリニックもあります。二重ラインを顔の中心(内側)方向へ広げるように切開し、張っている蒙古ひだを取り除いていきます
傷跡が目立ちにくいのが特徴ですが、術後の変化が乏しい場合や物足りないケースもあるため、大きな変化を求める方には向いていません。また、施術の際に皮膚を強く引っ張りすぎると、傷跡が目立ってしまうリスクもあります。
水の森美容クリニックの目頭切開の特徴
ここからは、当院の目頭切開の特徴についてご紹介いたします。
先述の通り、目頭切開は目を横方向に大きくする施術ですが、「目を縦にも大きく見せたい」という方のご希望を実現するための工夫などございますでのぜひご覧ください。
Z法とW法の2種類から選べる
当院では2種類の術式を採用しており、患者様の目頭の状態に合わせて必要な施術をご提案します。カウンセリングにてどちらが適切か医師が見極めます。
当院では2種類の術式を採用しており、患者様の目頭の状態に合わせて必要な施術をご提案します。カウンセリングにてどちらが適切か医師が見極めます。
理想と可能なラインの見極め
目頭切開でよくある失敗の一つに切開や切除をしすぎて目頭側のピンク色の部分(涙丘)が見えすぎることが上げられます。当院では患者様の理想をお伺いしながらも不自然にならない幅のご提案をいたします。
目頭切開でよくある失敗の一つに切開や切除をしすぎて目頭側のピンク色の部分(涙丘)が見えすぎることが上げられます。当院では患者様の理想をお伺いしながらも不自然にならない幅のご提案をいたします。
二重整形と組み合わせて縦にも大きく
当院では、目を横だけでなく縦にも大きく見せたいという方のニーズに、目頭切開+二重整形(埋没法or全切開)をご提案しております。目頭切開で横に、二重整形で縦に目を大きく見せることで、蒙古ひだの張りを取り除くと同時に綺麗な二重を作ることができます。
さらに、同時に行うことでダウンタイムも1度に集約することができるため、効率的・効果的な施術で印象的で大人っぽい目元に近づけることができます。
二重整形の確かな実績
開院から約20年を迎え、2022年には5院で年間2万件以上の二重整形を行いました。数多くの施術で磨かれた技術や施術体制により、ナチュラルで美しい目元を実現します。
当院の目頭切開については、ホームページでも詳しくご紹介しております。
目頭切開については下記の動画でも詳しく解説しております
水の森美容クリニックの目頭切開の症例
症例写真①
症例写真②
当院の無料カウンセリングは全て医師が対応!
水の森美容クリニックの目頭切開+二重整形の症例
症例写真③目頭切開+二重埋没法
症例写真④目頭切開+二重全切開法
医師による無料のカウンセリング
診察は全て医師が丁寧に行い、必要な治療法のみをご提案いたします。
美容医療が初めての方でも、まずはお気軽にご相談へお越しください。
2023.11.14
2024.11.20
お目元
監修医情報
医師
水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉
経歴
平成10年 東京医科大学医学部卒業
平成18年2月 水の森美容クリニック開院
所属学会
麻酔科標榜医
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医