蒙古襞(ひだ)とは?蒙古襞が酷いことによる目元への影響や印象の変化とは
2023.11.29
2024.11.20
お目元
本記事では、蒙古襞(ひだ)について基本的な内容の解説に加え、蒙古ひだある状態と無い状態で目元の印象にどのような変化を与えるのかについて解説いたします。
目次
蒙古襞(ひだ)とは?
まず初めに、蒙古襞(ひだ)とは一体どのようなものなのかについて解説いたします。
蒙古襞は、目元の内側に(下写真の黄色部分)ある皮膚の張り出し部分を指します。一般的に日本人(東洋人)の多くは西洋の方に比べ、遺伝的に蒙古襞で目元の内側が隠れている方が多い傾向です。
この蒙古襞の張りが強いと、目元が丸く可愛らしい印象を相手へ与える一方、離れ目にみえたり鼻筋と目と目の距離が遠くなることで平面的な顔立ちに見えます。
蒙古襞がある目元と無い目元の違い
続いて、蒙古襞がある目元と無い目元の違いについて解説いたします。
図のように、蒙古襞が無い目元は目頭にピンク色の部分(涙丘)が見えます。この涙丘が見えることで、目元全体が凛とした大人っぽい印象になります。
また、蒙古襞で目頭部分の白目の一部が隠れていないため、目全体が横に大きく見えることも特徴に挙げられます。
一方で、蒙古襞のある目元はピンク色の涙丘が見えません。蒙古襞は涙丘を覆うように張り出していることが多く、同時に目頭部分の白目も覆っていることもあるため目が小さく見えてしまうことに繋がります。
蒙古襞がある目元と無い目元の実際の様子
蒙古襞のある目元
こちらの方の場合、ピンク色の涙丘が見えておらず蒙古襞が張っている状態です。また、左右の目の距離も離れているような印象もあります。
蒙古襞の張り具合が強く、下側までしっかり覆われているのが分かります。二重ではあるものの目の開きがやや悪くもなっています。
蒙古襞が酷い人におすすめな目頭切開について
蒙古襞の張りが強い方や離れ目を改善したい方、目元を大きく大人っぽい印象にしたいという方におすすめの治療が目頭切開です。
目頭切開とは
目頭切開は、目元の内側にある蒙古襞を取り除くことで目の横幅を出し、印象変える目元整形の1つです。蒙古襞を無くすことで、目元を大きくすることで立体的で華やかな印象の目元へ近づけることができます。
・ドクターコメント
目頭にかぶさっているひだがなくなることで涙球が見え、目の幅が広く、お目元も大きく変化しました。術後3か月のお写真を見ていただくと目頭の傷もほとんどない状態です。
目頭切開の施術方法・種類について
Z法
Z法は皮膚の切除はせず、切開のみで皮弁を入れ替えて目頭を露出させる施術方法です。傷や腫れがW法に比べ少なく、ダウンタイムが短いのが特徴です。
W法
W法は、蒙古襞を切開+切除する術式です。後戻りのリスクを軽減でき術後の変化もしっかり出すことができます。
デメリットは、Z法に比べダウンタイムが多少長く、皮膚を切除するため元の状態に戻したり、修正を行うことが難しい点が挙げられます。傷跡は半年~1年程度でスッピンでも分からなくなります。
三日月法
蒙古ヒダの部分を三日月状に切り取って縫合する方法です。切り取り、縫い合わせた傷は元に戻ろうという力が働き、その力によって傷が引っ張られ、時間と共に傷がへこみになる可能性があります。
へこみになるのを防ぐためには、切り取る部分を減らして戻ろうとする力を弱めるしかありません。その場合、術後の変化が少ない仕上がりになってしまいます。しっかりと変化を出したい場合には、傷が目立ってしまう術式ですので、ご検討される際には注意が必要です。
リドレープ法(韓流目頭切開)
二重ラインを顔の中心(内側)方向へ広げるように切開し、張っている蒙古ひだを取り除いていきます。切開はほぼ皮膚の内側になるため、傷跡が目立ちにくい点が最大の特徴です。
その一方で、皮膚を引っ張りすぎると傷跡や瘢痕が残るリスクがあり、赤く腫れるケースもあります。また、術後の変化が物足りない場合もあります。(大きな変化を求める方には不向き)
目頭切開の術式については、こちらの記事でも詳しく解説しておりますのでご覧ください!
水の森美容クリニックの目頭切開の特徴
Z法とW法の2種類から選べる
当院では2種類の術式を採用しており、患者様の目頭の状態に合わせて必要な施術をご提案します。カウンセリングにてどちらが適切か医師が見極めます。
理想と可能なラインの見極め
目頭切開でよくある失敗の一つに切開や切除をしすぎて目頭側のピンク色の部分(涙丘)が見えすぎることが上げられます。当院では患者様の理想をお伺いしながらも不自然にならない幅のご提案をいたします。
目頭切開でよくある失敗の一つに切開や切除をしすぎて目頭側のピンク色の部分(涙丘)が見えすぎることが上げられます。当院では患者様の理想をお伺いしながらも不自然にならない幅のご提案をいたします。
充実のアフターフォロー
術後1ヶ月・3ヵ月までの検診を設け、完成の最後まで医師が責任をもって見守ります。3ヵ月目以降も、不安な事や心配なことがございましたらいつでも無料で相談を伺います。
当院の目頭切開については、ホームページで詳しく解説しておりますのでご覧ください
目頭切開の症例写真
症例写真①
症例写真②
症例写真③
医師による無料のカウンセリング
診察は全て医師が丁寧に行い、必要な治療法のみをご提案いたします。
美容医療が初めての方でも、まずはお気軽にご相談へお越しください。
2023.11.29
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監修医情報
医師
水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉
経歴
平成10年 東京医科大学医学部卒業
平成18年2月 水の森美容クリニック開院
所属学会
麻酔科標榜医
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医