セットバック整形で後悔しないためのポイントをご紹介!
2025.02.26
小顔・フェイスライン

セットバック治療は、口元の印象・歯の嚙み合わせ改善が期待できる施術ですが、施術内容や注意点などを十分に理解していないと、イメージと異なる仕上がりに後悔してしまいます。
そこで今回は、セットバック整形で後悔しないためのポイントを解説いたします。
目次
セットバック整形とは
まず初めに、セットバック整形についてご説明いたします。

セットバック治療は上顎や下顎、または上下顎の突出・口ゴボや受け口のほか、出っ歯や嚙み合わせの改善に効果的な治療です。口元だけでなく輪郭やお顔全体の印象改善にも繋がるため、根本的な小顔治療・輪郭形成をご希望の方に人気のある施術です。
セットバック治療で期待できる効果
セットバック治療では、主に以下のような効果やお悩みにアプローチすることができます。

口ゴボの改善・出っ歯の改善・受け口の解消・口元全体の突出や左右差などが挙げられます。
セットバック整形で後悔しないためのポイント
イメージと異なる内容や仕上がりなどで、後悔や失敗してしまったと感じることを避けるためにも、予めセットバック整形について理解しておくべきポイントをご紹介いたします。
施術時には麻酔を使用する
セットバック整形では、全身麻酔で施術を行います。そのため、他の麻酔無しで受けることができる美容施術よりも施術時間が長く、麻酔が抜けた後の回復時間なども考慮する必要があるため、心構えや余裕のあるスケジュール調整が必要です。
ダウンタイムがある
セットバック整形にもダウンタイムがあります。主な症状は、腫れ・内出血・皮膚の赤み・軽度のしびれなどが挙げられます。各症状の程度や期間は個人差によって異なりますが、術後1ヶ月~3ヵ月で解消されていきます。
術後すぐに人前に出たり、仕事復帰をお考えの方はダウンタイムの様子を見ながら、柔軟な対応は必要になる可能性があります。
リスク・副作用や日常生活への影響
先述の通り、セットバック整形はダウンタイムがあります。ダウンタイム中には、その他リスク・副作用や日常生活にも関わることがあるため留意しましょう。
リスク・副作用
術後に腫れ・赤み・内出血・しびれ・口腔内の感覚の鈍さ・一時的な活舌の悪さ・ごくまれに感染・知覚異常・組織壊死など合併症のリスク
日常生活への影響
・術後、早期回復を促すため就寝時や在宅時はフェイスバンテージで圧迫固定を行う。
・口の中に切開の傷が残るため、術後2日ほど食事はゼリーや流動食などを推奨。また、刺激物・熱さや硬さのある食べものは術後しばらく控える。
・歯を食いしばったり、顎に負担の大きい運動や動作は控える。
仕上がりは術後半年~1年が目安
上下顎セットバックを行った部分は、術後半年から1年で完成となります。
そのため、術後すぐには理想の仕上がりにならないと感じ失敗してしまったのでは?と思ってしまうところですが、術後の検診などで医師との相談を通じて確認いただくことをおすすめします。
セットバック整形の種類
セットバック整形には、大きく3種類の施術があります。症状やお悩み、骨格の状態に応じて行う施術内容が異なります。そのため、施術をご検討される際には違いや仕組みなど十分理解しましょう。
上顎セットバック(上顎前歯部歯槽骨切り術)

上顎セットバック整形は、「出っ歯」と呼ばれる状態を部分的な骨切りによって上あごを移動させて口元を整えていく施術です。
上顎の骨全体が前突しているケース(骨格性上顎前突症)と、上の前歯部歯槽骨が前方に突出しているケース(歯槽性上顎前突症)の両方にアプローチすることができます。

施術方法は、上の歯を左右1本ずつ抜歯してできたスペースを利用して、上顎の前歯部を後方に移動させることで上の前歯の位置や歯並びを整えます。
抜歯は、正面から見て左右ともに前から4番目の歯(第1小臼歯)で、後方へ移動させるためのスペースの確保を目的として行います。
そして、上顎骨を水平に骨切りし、さらに硬口蓋(こうこうがい)と呼ばれる上顎の天井の少し盛り上がった硬い部分も骨切りして、後方に移動させて顎の形や嚙み合わせを整えます。
下顎セットバック(下顎前歯部歯槽骨切り術)

下顎セットバック整形は、下の歯が上の歯よりも前方に出ている「受け口」と呼ばれる状態を改善していく施術です。見た目の改善のみならず、嚙み合わせがよくなり奥歯や顎への負担がへるなどの機能的な改善も可能です。

施術方法は、下の歯を左右1本ずつ抜歯してできたスペースを利用して、下顎の前歯部を後方に移動させることで下の前歯の位置や歯並びを整えます。
抜歯は正面から見て左右ともに前から4番目の歯(第1小臼歯)で、歯槽骨部を後方へ移動させるためのスペースの確保を目的として行います。そして、下顎前歯部の歯槽骨へ水平骨切りを行い、後方(もしくは垂直方向)に移動させて嚙み合わせを整えます。
上下顎セットバック(上下顎前歯部歯槽骨切り術)

上下顎セットバック整形は、口元全体がこんもりと盛り上がり、前方に突出している「口ゴボ」と呼ばれる状態を改善していく施術です。上顎と下顎の両方を後方に移動させることで、突出していた口元を改善し、美しい横顔に整えます。

施術方法は、上下の歯を左右2本ずつ抜歯してできたスペースを利用して、上下顎前歯部を後方に移動させることで上下の前歯の位置や歯並びを整えます。
抜歯は正面から見て上下左右の前から4番目の歯(第1小臼歯)で、歯槽骨部を後方へ移動させるスペースの確保を目的として行います。そして、上下顎前歯部の歯槽骨へ水平骨切りを行い、後方に移動させて嚙み合わせを整えます。
セットバック整形の症例



上下セットバック整形の料金・リスク・副作用
▹施術費用:通常価格:¥1,090,000/モニター価格:¥990,000
▹リスク・副作用:術後に腫れ・赤み・内出血・しびれ・口腔内の感覚の鈍さ
一時的な活舌の悪さ・ごくまれに感染・知覚異常・組織壊死など合併症のリスク
水の森美容クリニックのセットバック整形について
当院のセットバック整形の特徴や、安心・安全な施術をご提供するためのポイントについてご紹介いたします。
ベクトラによる3Dシミュレーション

当院の骨切り治療では、患者様のお顔の状態を確実かつ丁寧に分析するため、3D画像シミュレーション「ベクトラ」を導入しております。上下の口元だけでなく、お顔全体の骨格・フェイスラインを綿密に分析し、術後の仕下がりを可視化して精度の高いシミュレーションが可能です。
輪郭形成外科・口腔外科医が施術を担当

骨切り術・輪郭骨切り術では、術前のカウンセリング・施術・術後の検診まで、全て輪郭骨切り術歴25年以上の専門の医師が対応いたします。豊富な知識と経験に加え、数多くの施術を確実行ってきた高度な技術により、安全かつ確実な施術が可能です。
骨切り以外の小顔・輪郭骨切り術もご提案

当院では、ボトックス注射などの骨切り術以外の外科治療にも対応しております。
顎や歯周辺の輪郭形成だけではなく、お顔全体の輪郭形成・小顔治療をご希望の場合にも、最適な治療を患者様のご予算やご希望に応じてご提案が可能です。
医師による無料のカウンセリング
診察は全て医師が丁寧に行い、必要な治療法のみをご提案いたします。
美容医療が初めての方でも、まずはお気軽にご相談へお越しください。

2025.02.20
2025.02.26
小顔・フェイスライン
監修医情報
医師
水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉
経歴
平成10年 東京医科大学医学部卒業
平成18年2月 水の森美容クリニック開院
所属学会
麻酔科標榜医
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医
