1. 水の森美容クリニックTOP
  2. コラムTOP
  3. 施術部位別の失敗談
  4. 切らない施術
  5. ボトックス注射の効果とは?持続期間やリスク・副作用について解説

ボトックス注射は、メスを使用した切開を伴わずダウンタイムの少ない手軽なプチ整形の1つとして、高い人気を誇る美容整形です。

本記事では、ボトックス注射はどのような効果があるのか?持続期間やリスクなど初めてボトックス注射をご検討される方にも分かりやすく解説いたします。

ボトックス注射とは

ボトックス注射

まず初めに、ボトックス注射・ボトックスそのものについてなど基本的な情報をご紹介いたします。

ボトックスとは、ボツリヌス菌という細菌から抽出された毒素「A型ボツリヌストキシン毒素」です。この毒素を、生理食塩水で薄めて皮膚や筋肉へ注入して、筋肉の動きを止める施術がボトックス注射になります。

ボトックス注射は、文字通り対象部位への注射のみで終了するので施術時間も約5~10分と短く、腫れや内出血といったダウンタイムもほとんどありません。

ボトックス注射の効果について

続いて、ボトックス注射によって期待できる効果について解説いたします。ボトックス注射は、お顔だけでなくお身体のお悩み改善にも効果的で、多様なニーズに対応できます。

①シワ予防・改善(表情ジワ)

ボトックスを注入することで筋肉の動きを抑制することで、シワの予防(改善)効果が期待できます。主に、額・眉間・目の下・顎・目尻・鼻の横・唇の上といった部分において、表情が動いた時にできてしまうシワ(表情ジワ)の予防や止める効果があります。

効果が期待できる部分
効果が期待できる部分

額のシワ

眉毛を上げたときに額にできる横じわです。眉毛を上げるための筋肉である前頭筋の動きを止めることで額にしわが寄らないようにします。しかし眉の近辺に打ち過ぎると、眉が動かなくなり表情が硬くなる場合があります。そのため注入の位置は注意して決めていく必要があります。

眉間のシワ

皺眉筋(しゅうびきん)という表情筋が収縮すると眉頭を内側下方に寄せて眉間に縦ジワを作り、不機嫌に見える表情を作ってしまいます。ボトックスを注入すると眉間のしわを改善することができます。

鼻横のシワ

鼻の横にできるしわは鼻根筋と鼻筋いう表情筋によってできます。鼻の付け根部分にあるのが鼻根筋で、その下方に左右に分かれてあるのが鼻筋です。ボトックスを注入することにより、鼻根筋の力を弱めて鼻横のシワを寄りにくくする事ができます。

目尻のシワ

笑った時に出来る目尻のシワです。 眼輪筋が収縮するとしわが出ますが、ボトックスを注入する事でその動きを弱められます。しかし、目尻のしわにボトックス注射を打つと、笑った際に目元が動かなくなり不自然になってしまう場合もあります。

目の下のシワ

こちらも笑った際に出来る目の下のしわです。目の際までボトックス注射を打ってしまうと機能障害が出るため、目の際から1㎝程度離して打ちます。そのため、完全に目の際まで動かなくすることはできませんが、目の下近辺の動きを止める事は可能です。

唇の上のシワ

この部分は唇をすぼめる筋肉になるので、唇の際に打つと機能障害出ますが、唇の際から1㎝程度離して打てば問題ありません。ボトックス注射に加えてヒアルロン酸注入を併用することで、より高い効果が期待できます。

顎のシワ

顎の梅干しじわを気にされている方には、ボトックス注射は非常に満足度の高い施術といえます。

表情を作った時にできてしまうシワ(表情ジワ)については、こちらのページで詳しく解説しております。

表情ジワの詳細  >

②筋肉を緩める

ボトックス注射には、筋肉を緩める効果も期待できます。主に注入する部位としては、口角・タレ目・ガミースマイル・肩こり(肩)・唇の上(人中)です。

口角を引き上げる

口角下制肌と口角の注入部位
口角下制肌と口角の注入部位

口角が下がる原因には「口角下制筋」と呼ばれる筋肉の影響が考えられます。口角下制筋にボトックスを注入することにより筋肉の緊張が緩み、口角を下げる力弱まります。その結果口角が自然と上がりやすく明るく若々しい表情になります。

口角ボトックスの詳細

タレ目を作る

つり目をタレ目にする
つり目をタレ目にする

たれ目ボトックス注射は、釣り目でキツイ印象の目元でお悩みの方におすすめです。
ボトックス注射を行うことで、下まぶたの外側約半分程度の範囲を下方向に引き下げます。術後は、たれ目の優しく可愛らしい印象になり、さらに白目の見えている範囲が広がるため目が大きくもなります。

タレ目ボトックスの詳細 >

ガミースマイルの改善

ガミースマイルは、笑った時に歯茎が多く見えてしまう状態で、思いっきり笑顔を作ることができないなどお悩みの方も多くいらっしゃいます。

ガミースマイル治療の注入位置
ガミースマイル治療の注入位置

小鼻の片側に2箇所、両側で計4箇所へ注射を打つことで、筋肉(上唇鼻翼挙筋・上唇挙筋)の緊張が緩むため、ガミースマイルを解消することができます。

ガミースマイル改善の詳細

肩こり改善・肩瘦せ効果

つらい肩こりや首こり、背中のこりを徐々に解消していく効果があります。また肩の筋肉が小さくなるため、滑らかな美肩ラインへの変化や、首長効果も期待できます。

花嫁治療にも人気
花嫁治療にも人気

肩のラインがスッキリと美しくなるため、結婚式や前撮りを控えた花嫁さんや水着やオフショルダーを着る機会がある方など、肩を出すシーズンに向けておすすめの施術でもあります。

肩ボトックスの詳細 >

人中の短縮効果

人中とは、鼻と唇との間にある縦の溝のことです。人中が長いと面長で男性的な印象に見えたり、実年齢より老けてみられることがあります。

鼻の上(人中)を短くする
鼻の上(人中)を短くする

人中にボトックスを注射すると、上唇の筋肉の緊張が緩和され唇が上向き、鼻の下と口の距離が縮まったように見え引き締まった若々しい印象になります。

人中短縮の詳細 >

③筋肉を小さくする

エラやふくらはぎなど張っている筋肉を小さくする効果もボトックス注射にはあります。

エラ改善・小顔効果

咬筋といわれるエラの部分にボトックスを注入することで、筋肉を縮小させ、小顔にすることができます。また小顔効果だけでなく、歯ぎしりや顎関節症にも効果的です。

エラ改善・小顔効果の詳細 >

ふくらはぎを細くする

ふくらはぎの筋肉を小さくすることもボトックス注射で可能です。脚をスッキリと細く見せることができ、 筋肉がついて脚が太く感じられる方にはオススメの施術です。

ふくらはぎボトックスの詳細 >

④汗を押させる

昨今では、多汗症でお悩みの方も数多くいらっしゃいます。ボトックス注射で、手軽に汗を止めることも可能です。

脇・手・足の汗を止める

日本人の手のひらの多汗症患者数は61万6,000人(※)、脇の多汗症患者数は223万9,000人(※)と言われています。つまり、日本人の約200人に1人が手のひらの多汗症です。

脇汗改善にもおすすめ
脇汗改善にもおすすめ

ボトックス注射によって、汗の分泌させる原因の神経伝達物質を防ぎ、過剰な汗の分泌をブロックします。

汗止めボトックスの詳細 >

ボトックス注射の効果の持続期間

手軽なボトックス注射ですが、どのくらい効果が持続するのか気になる方もいらっしゃるはずです。効果の出始めや持続期間、施術頻度についてもご紹介いたします。

効果の持続期間

効果があらわれるのは3日後くらいから2週間後で、 効果持続は3~6ヶ月と個人差があります。

施術期間や頻度

前回の施術効果が感じられなくなった時が次の施術時期です。個人差がありますが4ヶ月から6ヶ月が目安となります。

施術の目安回数

ボトックス注射は繰り返し施術をするごとに効果持続 を感じられるようになり、必要な注入量も少なくなって いきます。施術回数はだいたい5回位が目安です。

ボトックス注射のリスク・注意点

プチ整形の1つではありますが、体内に製剤を注入するため副作用や施術リスクにご不安を感じられるケースもございます。ボトックス注射のリスク・副作用にはどのようなものがあるか解説いたします。

主にボトックスのリスクには、次のようなものが挙げられます。

・表情が硬くなる

・まぶたが重たくなる

・笑顔が不自然になる

・デコボコと凹凸ができる

・皮膚がたるんでしまう

これらのリスクは、事前のカウンセリングで医師の適切な判断や診察が行われていれば防ぐことができ、ボトックス以外の他の治療法を選択することなどでも防ぐことができます。

このような症状が起きてしまうことで、ボトックス注射で失敗してしまった、満足いく効果が得られなかったとうことに繋がります。

効果が無い方・受けられない方

さまざなな効果が期待できるボトックス注射ですが、あまり効果の無い方や施術自体を受けられない方もいらっしゃいますので注意が必要です。

・シワがしっかりと肌に刻み込まれている方

・筋肉の大きさが生まれつき小さい方

・妊娠中や妊娠の可能性のある方

・神経・筋疾患を お持ちの方

・ボツリヌス菌のアレルギーをお持ちの方

ヒアルロン酸との違い

同じ注入施術に、ヒアルロン酸注射があります。どちらもシワ改善の効果があり、効果も同じと思ってしまう方もいらっしゃいますが、期待できる効果やおすすめの症状が異なるため注意が必要です。

・ボトックス注射注射

表情筋でしわが出来る箇所にボトックスを注射して、 筋肉の一部の動きを弱らせることでしわを作らなくする治療です。今見えていないシワ・表情を作った時に出てしまうシワなどの有効です。

・ヒアルロン酸注射

皮膚にしっかり刻み込まれたしわ改善に効果的です。ほうれい線など、普通にしていても現れているシワに対して、ボリュームアップして目立たせなくさせます。

ボトックス注射のリスクや注意点については、こちらの動画でも竹江総院長が詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。

ボトックス注射のダウンタイム・副作用

ボトックス注射のダウンタイムは、ほぼございません。まれに内出血が出てしまうことがありますが、1~2週間で消失します。

また、副作用についてもほぼないため、周囲にもバレにくく術後に施術箇所が目立ってしまうなどの心配も少ない治療です。

水の森美容クリニックのボトックス注射の症例写真

当院のボトックス注射の症例写真をご紹介いたします。

表情ジワのボトックス注射
眉間のシワのボトックス注射

・ドクターコメント

こちらは眉間のボトックス注射の症例写真です。術前・術後と同じ表情をしていただきましたが、術後は眉間に力を入れてもシワができず、1度の施術でこれだけの効果が得られます。

執刀医:名古屋院 西川院長

眉間のシワのボトックス注射の料金・リスク・副作用

▹施術費用:¥12,100(税込)

▹リスク・副作用:【内出血】…1~2週間

エラのボトックス注射
エラのボトックス注射

・ドクターコメント

こちらの患者様は、エラ(咬筋)の張りで顔が丸く大きく見えている事を気にされておりましたが、術後はお顔周りがすっきりとし、シュッとした印象のフェイスラインになりました。

執刀医:総院長  竹江渉

エラ(小顔)の料金・リスク・副作用

▹施術費用:¥66,000(税込)

▹リスク・副作用:【内出血】…1~2週間

タレ目形成のボトックス注射
タレ目形成のボトックス注射

・ドクターコメント

こちらの患者様は、釣り目がちでお悩みでしたがボトックス注射によって柔らかく穏やかな印象になり、白目の範囲も広がって印象的な目もとへと改善しています。

執刀医:総院長  竹江渉

エラ(小顔)の料金・リスク・副作用

▹施術費用:¥27,500(税込)

▹リスク・副作用:【内出血】…1~2週間

・ドクターコメント

ボトックス注射で肩の筋肉の緊張を和らげることで、肩の張りが改善し、首も長く見えるようになりました。肩こりの改善にも効果的です。

東京銀座院小糸医師
執刀医:東京銀座院 小糸医師

肩ボトックスの料金・リスク・副作用

▹施術費用:¥33,000

▹リスク・副作用:【内出血・倦怠感】1~2週間

当院の無料カウンセリングでは、医師の指名料は一切ございません!お近くのクリニックでお気軽にご相談ください。

無料カウンセリング予約へ >

水の森美容クリニックのボトックス注射について

適応と必要量の見極め

適応と必要量の見極め
適応と必要量の見極め

必要なボトックス注射の注入量は患者様ごとにより異なります。カウンセリングにて筋肉の発達度合いやシワの状態など細かく確認するとともに、患者様の理想を加味したうえで適切な注入量をご提案します。

痛みを最小限に抑える

34ゲージの針を使用
34ゲージの針を使用

34ゲージの細い注射針を使用するため、痛みや内出血を最小限に抑える工夫を行っております。またどうしても注射が苦手な方は笑気麻酔をオプションで付けて頂くことでより痛みを感じにくくすることが可能です。

※たれ目・ガミースマイル:29ゲージ ※身体(肩・脇・ふくらばぎ):30ゲージ

安全性の高い製剤を使用

アラガン社製ボトックスビスタ
アラガン社製ボトックスビスタ

当院では、厚生省に認可されている アラガン社製ボトックスビスタ「BOTOX VISTAⓇ」 をご用意しております。日本国内で唯一、厚生労働省が承認されており、輸送環境・保管環境など厳しく管理された高品質製材です。

術後の安心サポート

術後の安心サポート
術後の安心サポート

ダウンタイムもほとんどないため術後の検診などは基本的に不要ですが、もしご心配なことなどあればいつでも検診は無料ですのでお気軽にご相談ください。

医師による無料のカウンセリング

診察は全て医師が丁寧に行い、必要な治療法のみをご提案いたします。
美容医療が初めての方でも、まずはお気軽にご相談へお越しください。

2023.11.10

2024.10.25

切らない施術

監修医情報

医師

水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉

経歴

平成10年 東京医科大学医学部卒業

平成18年2月 水の森美容クリニック開院

所属学会

日本美容外科学会 正会員

日本美容外科医師会 正会員

麻酔科標榜医

BOTOX VISTA®認定医

ジュビダームビスタ®認定医

竹江渉医師写真

当院の医療広告ガイドラインについて