インモードとは?韓国で生まれたRF機器ボルニューマとの違いと効果
2024.10.18
2024.10.30
エイジングケア 美容皮膚科
韓国でHIFUに次ぐ小顔治療として人気のRF機器インモード。ボルニューマもRFを活用した、たるみ治療機のため、違いについてのご質問をいただきます。本日は二つのRF機器の機械特性や違いなどに触れてご紹介させて頂きます。
目次
インモードとは
インモードはイスラエルの医療機器メーカー『インモード社』が開発したRF(高周波)を利用した複合機名です。機械の名前が施術名として認知さているそうです。。
複合機とお伝えした通り、インモードには3つの機能FORMA・ミニFX・ルメッカが搭載されています。ボルニューマと比較される小顔治療のインモードはそのうちの、FORMA・ミニFXの2種の施術機能を指すそうです。
インモードに搭載されている3つの機能
- ミニFX:RF+高電圧RF 小顔・たるみ・脂肪破壊
- FORMA:RF(高周波)たるみ・シワ治療
- ルメッカ:IPL(光治療)シミや赤ら顔治療
インモードの小顔治療機能
- ミニFX:皮膚を吸引しながらRFで脂肪細胞を破壊して老廃物として体の外に排出。二重顎や首などに効果的。
- FORMA:真皮層にRFをあてて、コラーゲンやエラスチンの生成を促し、たるみや小じわの改善をします。
日本では、ミニFXとFORMAを照射する施術を「インモードリフト」と呼ぶそうです。
脂肪破壊の仕組み
ミニFXは皮膚を吸引しながらバイポーラ型のRFを照射、組織の温度を40度-43度に上昇させてから、ナノ秒で2KVの高電圧を照射し、脂肪細胞を破壊。3ヶ月程かけて老廃物として体外に排出されるそうです。
脂肪破壊で小顔効果を高め、コラーゲン生成で肌の引き締めと美肌効果を期待できるそうです。
韓国のインモードと日本のインモードは違う
前述のとおり、日本ではミニFXとFORMAのコンビネーション治療を「インモードリフト」と呼びます。
そして、「インモードリフト」は、韓国で誕生した「インモードリフティング」とは異なります。
インモードリフトはインモードリフティングを基に、日本人の皮下基準にあわせて、照射方法・パワー設定されているそうです。
インモードリフティングはインモードリフトと規格や出力が異なります。
日本人が韓国でインモードリフティングを受けて火傷をした!という事例も聞も聞きますが、その理由として、日本人に適切でない規格やパワーで施術を受けてしまった可能性もありそうです。
インモードのダウンタイムと推奨回数
インモードは熱を発生させて細胞へ働きかけるため、施術中皮下に熱さを感じることがあります。また、副作用として術後に赤みや内出血、腫れを伴う場合があります。
最短週1回の施術間隔で、5~6回推奨。その後、1~2か月に1回のペースでメンテナンス。
ボルニューマとは
ボルニューマとは、韓国のCLASSYS社が開発したRF(高周波)を活用した、たるみ治療です。
独自のRF技術(6.78MHz)を採用しており、表皮にダメージを与えず、真皮・脂肪層に均一に熱を加える事ができます。
ボルニューマの小顔・リフトアップ機能
ボルニューマの特性として真皮・脂肪層に均一にRF熱を加える事が可能です。
一般的なチップ形状はフラットになっており新美創に過剰な熱を伝達してしまいますが、ボルニューマはチップ表面を湾曲させる事により、ムラなく均一な熱を伝達する事ができます。
脂肪層のへの照射で線維質が増加する事で、脂肪層が引き締まり、肌の引き締めや、たるみ改善効果があると共に、真皮内に40~60度の熱を届けることでコラーゲン増生も促され、シワの改善、肌のハリ感アップが期待できます。
ボルニューマ独自の高周波
ボルニューマは高周波治療の中でも最⻑の周波数(6.78MHz)を使用しています。 一般的なたるみ治療機器は(16Hz〜1MHz)と比較すると約6倍の高い出力です。
その結果、強力なたるみ改善効果が期待できます。
真皮・脂肪層がターゲット
RFはモノポーラ型とバイポーラ型の2種類があり、ボルニューマはモノポーラ型の機器です。
モノポーラ型は深い部分の治療を得意としており、皮膚の真皮層と脂肪層がターゲットとなります。
この層の緩みは顔のたるみの根源となるため、熱エネルギーにより組織を再構築する事により、たるみが改善されます。
ボルニューマのダウンタイムと推奨回数
ボルニューマの効果は3~6ヶ月となっており、施術間隔は半年~1年おきを推奨とされています。
インモードとボルニューマの違い
インモードもボルニューマも同じRF(高周波)を使用した機器ですが、RFの種類に違いがあり、効果を発揮する場所が異なります。
RF(高周波)の種類の違い
ボルニューマはモノポーラ型のRFのため、対極板とチップに搭載された電極が瞬時に入れ替わり、広範囲に熱を加える事が可能です。
インモードはバイポーラ型のRFで狭く浅い範囲で効果を発揮します。
それぞれどんなたるみ治療に適している?
ボルニューマの場合は広範囲で強力な皮膚から脂肪層にかけてのたるみの引き締めが可能で、コラーゲン生成を促し、若々しい肌づくりをします。
加齢によりお顔がたるんできた方には、表皮と真皮をしっかりと引き締める事ができるボルニューマがオススメです。
インモードの場合は脂肪層の破壊と皮膚表面に近い部分の引き締めが効果的です。顎下が脂肪のおもさでたるんでいる方の場合はインモードがおすすめです。
脂肪と皮膚タルミのある方にオススメの施術
インモードが顎下などの脂肪に効果的なことはわかったけど、ボルニューマでしっかりと皮下組織をひきしめてたるみ治療をしたいというかたもいらっしゃいます。
そのような方にオススメなのが、ボルニューマとウルトラフォーマーMPT(医療ハイフ)のコンビネーション治療「ボルフォーマー」です!
ボルニューマとハイフを同時に受ける事により、表皮から筋膜までの層を引き締める事ができます!
また、ウルトラフォーマーMPTには脂肪溶解モードが搭載されているため、脂肪を溶かしつつ、周辺組織をひきしめてたるみ・小顔治療が叶います。
自分には何が適切か?
自分のお顔には何が合っているのか分からない。そんな場合には無料カウンセリングにて医師に相談しましょう。水の森美容クリニックではボルニューマとウルトラフォーマーMPTを搭載しております。患者様のお顔や皮膚状態を診察し、適切なご施術提案をさせていただきます。
お得にボルニューマを受けるチャンス
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医師による無料のカウンセリング
診察は全て医師が丁寧に行い、必要な治療法のみをご提案いたします。
美容医療が初めての方でも、まずはお気軽にご相談へお越しください。
2024.10.18
2024.10.30
エイジングケア 美容皮膚科
監修医情報
医師
水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉
経歴
平成10年 東京医科大学医学部卒業
平成18年2月 水の森美容クリニック開院
所属学会
麻酔科標榜医
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医
医師
水の森美容クリニック 美容皮膚科専門医師
金子 繭子
経歴
平成20年 昭和大学医学部 卒業
平成20年 昭和大学横浜市北部病院
平成22年 日本医科大学武蔵小杉病院 形成外科
平成24年 日本医科大学付属病院 形成外科
平成24年 筑西市民病院 形成外科・皮膚科
平成25年 日本医科大学付属病院 形成外科
平成27年 日本医科大学武蔵小杉病院 形成外科
令和5年 水の森美容クリニック 美容皮膚科
所属学会
日本形成外科学会専門医
乳房再建エキスパンダーインプラント責任医師
日本形成外科学会 会員
日本美容外科学会(JSAPS)会員
日本創傷外科学会 会員
日本乳房オンコプラスティック サージャリー学会 会員