ダーマペンはデメリットだらけ?やめたほうがいいという評判は本当なのか?
2023.11.16
2024.03.04
美容皮膚科
昨今、ニキビ跡・クレーター肌・毛穴治療に人気のダーマペンですが、ネットやSNS上では「デメリットの方が多い」や「やめたほうがいい」などの口コミ・評判も目にします。
なぜ、そのような評判が出ているのか?実際のダーマペン治療はどうなのかなど詳しく解説いたします。
当院では医療従事者がカウンセリング~施術まで一貫して行います
目次
ダーマペンはデメリットだらけなのか?
結論、ダーマペン治療はデメリットだらけではありません。
自力では治すことが難しいニキビ跡やクレーター肌の改善に有効な施術で、ピーリング薬剤との組み合わせ治療などを駆使すれば、より一層の肌質改善が期待できるなど良い点も数多くあります。
その一方で、「やめたほうがいい」と言われてしまう要因として、以下のような事象・ケースによる評判という可能性もあります。
・ダーマペン治療ができない肌質だった
・治療を受けたが理想の仕上がりにならなかった
・適切な治療を受けられずに肌トラブルが悪化してしまった
せっかくダーマペンを受けたのにも関わらず、失敗やお肌の状態が悪化してしまうことにならないよう、医療従事者による正しい治療を受けられるクリニックに相談することをおすすめします。
ダーマペンとは
改めてダーマペンとは、どのような治療なのかご説明いたします。
ダーマペンは、髪の毛よりも細い針で皮膚表面に微細な穴を開ける施術です。開いた穴を治そうとする肌の回復力により肌のターンオーバーを促し、肌を正常な状態に戻す効果があります。
また開けた穴へ美容成分を導入したりピーリング剤を併用することで、肌質改善を更に促すことができます。
やめたほうがいいダーマペン治療
ダーマペンの治療は全て同じではありません。その中には、本当にやめた方がいいダーマペン治療もありますのでご注意ください。
セルフダーマペンを使用する
最近では、クリニックに行かずとも自分でできるセルフダーマペンの人気も高まっています。セルフダーマペンは、ご自身で肌に穴を開けて行う機器です。
どんなに小さくても肌に穴を開ける行為はリスクを伴います。不衛生な環境で行ったり、誤った角度・深さ・位置に針を刺してしまうと、肌を傷つけてしまうだけでなく感染症や最悪の場合神経麻痺などに繋がる可能性もあります。
安く手軽にできるという点に惹かれて安易にセルフダーマペンを使用せず、必ず医療従事者のいる美容クリニックで受けるようにしましょう。
ダーマペン治療をやめたほうがいい方
ダーマペン治療の失敗を防ぐには、ご自身がダーマペンを受けても問題無いか事前に確認することも重要です。ダーマペンを控えた方が良い方について解説いたします。
ニキビ・肌荒れがひどい方
ダーマペンは肌に穴を開ける治療ですので、お顔に完治していない傷があったり進行中のニキビがひどい方は、傷の悪化やニキビがよりひどくなってしまう可能性があります。また、ヘルペス・イボ・酒さなどがある方もさらに悪化してしまうリスクがあるため、ダーマペン治療は避けましょう。
ご自身のお肌の状態が詳しくわからない、ダーマペンを受けられるお肌の状態か確認したいという場合には、美容クリニックで肌診断をしていただくのが良いでしょう。
ダウンタイムの期間が取れない方
ダウンタイムは、術後に点状出血や赤みなどのダウンタイムが数日~1週間程度あります。そのため、人前に出る機会が多い方や、術後すぐに大切な予定がある場合には避けた方が良いでしょう。
また、施術直後は激しい運動やサウナなど血行が良くなることもなるべく避けましょう。
1度で大きな変化を求めている方
個人差はありますが、1度ダーマペンの施術でニキビ跡や毛穴の改善が見られる場合もあります。しかし、基本的には継続的に複数回治療を行うことで目に見える変化が実感できます。
1度で肌トラブルやお悩みが解決できると思ってダーマペンを受けてしまうと、大きなギャップを感じることもあります。
ご参考までに、ニキビ跡の種類ごとにダーマペン治療の目安回数をご紹介いたします。
・薄い色素沈着のニキビ跡:目安3回
薄い色素沈着によるニキビ跡はターンオーバーを促すことで、体外に色素成分が排出されます。2~3回ほど受けていただくことで、色素沈着の改善効果を実感していただけます。
・クレーター状のニキビ跡:目安5回
皮膚のコラーゲン生成を促し、再生を繰り返すことで凹んだお肌が滑らかに改善します。お肌の再生にはある程度の施術回数が必要となるため、効果を実感していただくためには最低5回の施術を推奨しております。
膨らみのあるニキビ跡:目安3回
膨らみのあるニキビ跡はコラーゲン生成が過剰に行われた状態です。ダーマペンの施術をすることでターンオーバーの周期を整え、お肌の状態とニキビ跡を改善します。
妊娠中・授乳中の方
ダーマペンに限らずその他の肌治療でも、妊娠中・授乳中の方は施術が受けられないことが多いです。ホルモンバランスなどが通常と変わったり、お肌の状態も異なってくるため落ち着いてから治療を受けていただくことをおすすめします。
金属アレルギーの方
ダーマペンで使用する針によって、金属アレルギーをお持ちの方の中には赤み・腫れがひどく出てしまう可能性があります。もちろん個人差もありますので、事前のカウンセリングで医師にご相談ください。
ダーマペンのデメリットについて
ダーマペンは自分で治すことができない肌トラブル改善ができる治療ですが、デメリットに感じる部分もあります。主な内容についてご紹介いたします。
施術中に痛みを感じることがある
ダーマペンは極細針ではあるものの、やはり肌に針を刺していく施術なので、施術中にチクチクとした痛みを感じることはあります。また施術後も肌にヒリヒリ感を感じてしまうこともあります。
ですが、クリニックによっては施術前に麻酔クリームを使用し、患者様や部位によって針を刺す深さを変えて負担を最小限に抑えているクリニックもあるため、事前のカウンセリングで施術内容も確認しましょう。
術後・日頃のケアも欠かさない
施術後の肌はダメージを受けている状態なので、アフターケアを徹底する必要があります。例えば紫外線を浴びると色素沈着やダウンタイムが伸びてしまう可能性があるため、日焼け止めや日傘を使用するなど紫外線対策が必須になります。
また、術後の肌は非常に乾燥しやすいので、日ごろから保湿ケアをされている方でも、ダーマペンのダウンタイム中はより念入りに保湿の徹底を心がけましょう。
継続的な治療が効果的
お悩みによっては1回の施術のみで劇的に改善することが難しい場合があり、ニキビ跡がかなり目立つケースは、複数回の治療が必要になることもあります。
また、次の施術を受けていただくまで1ヶ月ほど施術間隔を開けていただく必要もあります。治療が長期間にわたることもありますので、カウンセリングで治療計画を立てておくと良いでしょう。
出血・ダウンタイムがある
ダーマペンと言えば、出血・ダウンタイムが挙げられます。ですが、確実に肌の真皮層に針を刺せている証拠に点状出血が出てくるとも言えます。皮膚の厚さなど個人差もありますが、皮膚表面から深さ1.0mm~1.5mmほど刺すと出血が起こるとされています。
むしろ、出血が見られない場合には、真皮層にまでしっかり針がさせていない可能性があると言えます。施術当日は赤みがありますが、2~3日でほぼ目立たなくなります。
ダウンタイム・術後の出血については、こちらの記事でも詳しく解説しておりますのでご覧ください。
ダーマペンにおけるクリニック選びのポイント
ダーマペンがおすすめのクリニックの特徴をご紹介いたします。治療を受けるにあたって、良いクリニック選びをするための指標として参考にしましょう。
専門知識・技術を持った医療従事者が施術を行っている
ダーマペンは肌に針を刺す治療です。針を刺す行為は医療行為で、専門的な知識や技術が無いスタッフが刺す位置や深さを誤ってしまえば、多量の出血や神経損傷、最悪の場合後遺症のリスクがあります。
患者様1人ひとりお顔の筋肉や脂肪のつき方は異なるため、医療従事者スタッフが施術を担当するクリニックを選びましょう。
最新のダーマペン機器を使用している
美容医療の世界では最新機器が次々と開発され導入されています。ダーマペンに関しては、患者様の不快感や負担をいかに減らせるか?効率的・効果的な施術ができるか?などの課題と施術効果の追求が進んでいます。
当然、最新の機器は痛みや負担なども従来より軽減され、施術効果も向上しています。クリニック選びの際には、ホームページやSNSなどを確認してどんな機器を使用しているか確認することも大切です。
施術時間が短い
まず比較しやすい部分では、ダーマペンの施術時間がどのくらいか確認してみると良いでしょう。
施術時間が30~40分ほどであれば、短時間で効率的・効果的な施術を行ってくれるクリニックであることが多いですが、場合によっては回転率を重視して簡単に終わらせてしまうケースもあるため注意も必要です。
カウンセリングで営業行為・アップセルが無い
美容クリニックと聞くと、ホームページや予め聞いていた金額よりも高い額を請求されたり、不必要なオプションや施術を迫られたりといったイメージもあるかと思います。そうしたケースは、クリニック自体が患者様の満足度よりも、目先の利益を優先していることが多いです。
患者様にとって必要で最適な治療を提案し、施術料金を含めて透明性のあるカウンセリングを行ってくれるクリニックを選びましょう。
ダーマペン以外の治療も提案してくれる
ニキビ跡・毛穴治療に関しては、ダーマペン以外にもフラクショナルレーザーやハイドラブースターなど、いくつか選択肢があります。
また、患者様によってはダーマペン治療が不向きだったり、出来ない場合もあるため無理にダーマペンだけで改善しようと営業的なカウンセリングや勧誘などをせず、患者様にとって最適な治療を提案してくれるクリニックは親身な治療を行ってくれるでしょう。
水の森美容クリニックのダーマペン治療は、患者様1人ひとりオーダーメイド!
まずはお肌のお悩みをお気軽にご相談ください
水の森美容クリニックのダーマペン治療
当院のダーマペン治療では、最新機器ダーマペン4を採用しております。
ダーマペン4は、マルチプルニードル(16本の針)を用いてお肌に微細な穴を開け、美容成分を塗布しながらコラーゲンを増やし、真皮に直接美容成分を導入することができる機器です。
真皮(皮膚深層)からお肌全体の若返り、ニキビ跡・傷跡修復を行うことができ、穴の深さを0.1mm単位で調整でき、針も極細なためお肌への傷も小さく施術ができます。
非効率・不確実な施術は行わない
水の森は、院全体で「患者様中心主義」を掲げており、患者様に最適な治療のご提案と効果の実感に全力を注いでおります。売上を稼ぐだけの非効率で非科学的で、効果の乏しい治療は一切行わず、科学的根拠を元に最善の治療を行います。
科学的データと豊富な経験・知識をもとに施術をご提案
当院では、より確実に確かな効果のある施術を実現するために科学的データと美容皮膚科専門スタッフの豊富な知識・経験を駆使して、患者様1人ひとりのお肌にアプローチしています。
肌診断機VISIAを導入し、目には見えないお肌の状態や肌トラブルのリスクなどを数値で確認し、同じ施術でも患者様ごとに最適なアプローチ方法をご提案いたします。
専門的なデータを患者様にわかりやすく丁寧にスタッフがご説明いたします。クレーター・ニキビ跡改善のためには、まずご自身のお肌の状態を把握することも重要です。
当院では、納得のいく施術と確かな効果を実感いただくために、事前のカウンセリングから一切妥協しません。
術後はドクターズコスメでお仕上げ
当院では、医師・スタッフが厳選したドクターズコスメもご用意しております。
院内で購入いただくことも可能ですが、当院では実際の施術の最後にお仕上げで使用し、ダウンタイムや術後の肌ケアを手厚く行っております。術後のお仕上げにドクターズコスメを使用しているクリニックは多くはございません。
費用が明確“クリアプライス”
施術に掛かる費用を、全て含んだ金額でご案内しています。HPや広告などで安く見せて、実際にはより高額なプランを勧めることは一切ございません。
施術によっては、一見高く見えることもございますが、実際に他院様と比較した際には、当院の方が安く収まる場合もございます。
当院のダーマペン4治療については、ホームページでも詳しく解説しています。
水の森美容クリニックのダーマペン4の症例
20代男性の症例写真
ドクターコメント
こちらは、ヴェルヴェットスキン(ダーマペン4 + マッサージピール)の施術をされた男性患者様の症例写真です。色素沈着したニキビ跡の改善に加え、肌トーンが明るくなり美白効果も見られます。
30代男性の症例写真
ドクターコメント
こちらはダーマペンを1回行った症例写真です。1度の施術でもクレーターの改善や毛穴の引き締め効果が見られ、肌のハリやツヤを実感していただけます。
30代女性の症例写真
ドクターコメント
クレーター状のニキビ跡に加えて、色素沈着や赤みのあるニキビ跡の改善効果が見られます。複数回ダーマペンの施術を行うことで、より効果を実感できます。
医師による無料のカウンセリング
診察は全て医師が丁寧に行い、必要な治療法のみをご提案いたします。
美容医療が初めての方でも、まずはお気軽にご相談へお越しください。
2023.11.16
2024.03.04
美容皮膚科
監修医情報
医師
水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉
経歴
平成10年 東京医科大学医学部卒業
平成18年2月 水の森美容クリニック開院
所属学会
麻酔科標榜医
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医
医師
水の森美容クリニック 美容皮膚科専門医師
金子 繭子
経歴
平成20年 昭和大学医学部 卒業
平成20年 昭和大学横浜市北部病院
平成22年 日本医科大学武蔵小杉病院 形成外科
平成24年 日本医科大学付属病院 形成外科
平成24年 筑西市民病院 形成外科・皮膚科
平成25年 日本医科大学付属病院 形成外科
平成27年 日本医科大学武蔵小杉病院 形成外科
令和5年 水の森美容クリニック 美容皮膚科
所属学会
日本形成外科学会専門医
乳房再建エキスパンダーインプラント責任医師
日本形成外科学会 会員
日本美容外科学会(JSAPS)会員
日本創傷外科学会 会員
日本乳房オンコプラスティック サージャリー学会 会員