ハイフ治療で癌になるのは本当?リスクやデメリットについて
2023.08.11
2024.11.22
美容皮膚科
ハイフは、女性のみならず男性にも人気のしわ・たるみ治療となってきており、取り扱うクリニックも増加するなど初心者でも気軽に受けられる施術となっています。
しかし、ネットやSNS上ではハイフを受けたことで癌(ガン)になる、なりやすくなるといった口コミや情報を多く目にします。
ハイフを受けることで本当に癌になりやすくなるのか?その信憑性についてとハイフを安心して受けていただくために、リスク・デメリットについて解説いたします。
目次
ハイフとは
ハイフ(HIFU)は、高密度の超音波の力を利用して表皮の下、真皮層・皮下組織・筋膜(筋肉)と深い層まで熱を伝え、肌の引き締め、リフトアップを促します。
特に真皮の層は、肌のハリ・ツヤの基礎となるコラーゲンやエラスチンを生成しています。
ハイフで熱による刺激を与えることで、真皮層の自然治癒力が活性化されると共にコラーゲンなどの美容成分の生成も活発になるので、肌質や小じわの改善にも繋がります。
ハイフを受けると癌になりやすい?
特にネット上で、「ハイフを受けると将来的に癌になりやすい」や「何度もハイフを受けると癌になる」といった口コミを目にします。しかし、ハイフ治療が紹介されているサイトなどを見ても、リスク・副作用には癌のリスクが書かれていません。
果たして、癌になりやすいのは本当なのでしょうか?
ハイフが癌の原因になる科学的根拠は無い
結論、現時点でハイフ治療が癌の原因になるという科学的根拠や因果関係は無いと言われています。
その要因として、日本国内でハイフによる癌の発症事例が無く、ハイフが皮膚や臓器・器官に影響を与えるものではないということなどが挙げられます。
先述の通り、施術では皮膚にハイフをあてていますが、発せられる熱エネルギー自体は皮下組織・筋膜へ直接あてているため皮膚そのものには影響ありません。
ウルセラ治療も癌の原因とは言い難い
ハイフが癌になりやすいと言われるようになった原因の1つに、ウルセラ治療を受けた方が舌癌になったという噂も関係しています。
ですが、こちらもウルセラが直接的に癌の原因になるということは認められておらず、舌癌だった方がウルセラを受けていたことで、原因なのではないかという憶測だけが広まってしまったと言えるでしょう。
ハイフのリスク・デメリット
ハイフと癌の因果関係が無いことがわかりましたが、ハイフには他にリスクやデメリットがあることを理解する必要があります。
ハイフのリスク
神経の損傷
ハイフは、お顔のしわ・たるみ・ほうれい線の改善やフェイスラインをスッキリさせる事ができます。しかしこれは、適切な部分に適切な照射を行って初めて得られる効果です。
施術者の知識や技術が不足していると、誤って照射してはいけない部分にあててしまい、神経を損傷させるリスクがあります。神経の損傷により、顔のしびれや上手く表情を作れなくなってしまうなどの結果に繋がります。
火傷(やけど)
火傷も施術者の知識・技術不足が大きく関わってきます。患者様1人ひとりの肌の状態や皮下脂肪の厚みなど十分に把握せず、さらに誤った照射パワーや角度のまま施術を行ってしまうことで、火傷を引き起こすリスクがあります。
筋肉痛のような痛み・鈍痛
ハイフの術後、個人差はありますが施術部分に筋肉痛のような鈍い痛みが生じる場合があります。これは、ハイフからの熱エネルギーが筋膜にまで届き、筋膜が刺激を受けたことによる症状です。
術後ほどなくで改善することがほとんどですが、気になる方や場合によっては1ヶ月ほど続くケースもあります。
ハイフのデメリット
施術費用が高い
ハイフを受けようとすると、ほとんどの場合1回7~8万円から10万円を超える場合もあります。
一方で、その半額程度でハイフを受けられる場合もありますが、その多くはエステハイフが多いでしょう。エステハイフは、ハイフの施術を行うスタッフが医療従事者や専門的知識を持っていない場合があります。そのため、ハイフの照射出力が低く術後の変化や効果の持続が乏しい場合があります。
費用が安いからといって安易にエステハイフを選ぶよりも、特にハイフ治療が初めての方は医療従事者が施術を行う安全性の高い医療ハイフがおすすめです。
頻繁にハイフは受けられない
ハイフの効果は、施術直後から術後1ヶ月を目安に現れ始め、術後3~4ヶ月間は効果が持続します。また、効果が持続する3~4ヶ月の間に皮下組織の真皮層でコラーゲン・エラスチンなど肌にハリ・ツヤをもたらす美容成分の生成も行われるため、ある程度間隔を空ける必要があります。
理想的な施術頻度としては、3~4ヶ月間隔で1年に3回程度が良いでしょう。
根本的なたるみ治療は外科施術が有効
ハイフを継続して定期的に受けることで、リフトアップ効果などが持続します。しかし、顔のたるみに加えてこけも気になる場合、ハイフでは十分な改善が得られない可能性があります。
その場合には、ヒアルロン酸注入やフェイスリフトといった根治を目的とした外科治療が効果的です。医師とのカウンセリングなどで、相談いただくことをおすすめいたします。
ハイフで失敗や後悔をしないためのポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
水の森美容クリニックは安心の医療ハイフ
当院の美容皮膚科では、専門の知識と実績を積んだ医療従事者がハイフ治療を担当いたします。また、徹底した安全管理体制と最新の機器で安心・安全な施術を行っております。
最新のハイフ機器で安全に確かな効果
当院では、最新のハイフ機器「ウルトラフォーマ―MPT」を使用しています。従来機器に比べ、施術中の痛みや不快感、熱感を軽減しつつ、高密度・高パワーの照射と肌に合わせたカートリッジ変更が可能で、患者様の負担を減らし、確実なリフトアップ効果が期待できます。
術前後の変化を分析・可視化
また当院では、施術初回と最終回で3D肌分析装置「VISIA」を使用して、施術効果を可視化します。目視では分からない、より細かい部分の効果や比較をデータを元に確認できます。
ダウンタイムはほぼ無し・周りにもバレにくい
基本的に、ハイフは皮膚に傷を残さない治療のため術後のダウンタイムもほとんど無く、周りにも気づかれにくい施術です。
当院では、最新のウルトラフォーマ―MPTと十分な技術を持つスタッフが施術を行うため、術後の負担をより残さないアプローチが可能です。施術後にご予定がある場合でも、気にすることなくハイフを受けていただくことができます。
当院では、現在のお肌の状態の確認やお悩み相談など、些細な内容でも無料でカウンセリングができます。
水の森の医療ハイフの症例写真
ドクターコメント
医療用HIFU(ハイフ) ウルトラフォーマーMPT ※全顔+顎下(680ショット)の施術をされた男性患者様の症例写真です。頬から口元にかけてリフトアップ効果が見られます。また、横からも輪郭のラインがはっきり見えるようになり横顔の印象改善にも繋がります。
ドクターコメント
医療用HIFU(ハイフ) ウルトラフォーマーMPT ※全顔+顎下(680ショット)の施術をされた患者様の症例写真です。フェイスラインが綺麗に整い、頬にかけてリフトアップ効果が見られています。
ドクターコメント
こちらは医療HIFU全顔+顎下(680ショット)を行なった男性の患者様の症例です。
当院では、医療用ハイフを導入しているクリニックにおいて、最高水準のショット数 680ショット(全顔+顎下)で施術を行っております。フェイスラインや二重あごなど、気になるお悩みに効果が期待できます。
水の森美容クリニック 竹江総院長が実際にハイフ治療を受け、効果や術後の痛みなどについてまとめた動画もぜひご覧ください。
水の森美容クリニックが選ばれる理由
非効率・不確実な施術は行わない
水の森は、院全体で「患者様中心主義」を掲げており、患者様に最適な治療のご提案と効果の実感に全力を注いでおります。売上を稼ぐだけの非効率で非科学的で、効果の乏しい治療は一切行わず、科学的根拠を元に最善の治療を行います。
毎日の生活を邪魔しない
当院は完全予約制で、平日・土日*関係なく営業しております。日々忙しくされている方、充実した毎日を過ごされたい方の大切な時間を縛らないよう、効率よくご都合の良いタイミングでご予約・施術を受けていただくことが可能です。
*休診日・年末年始除く
しつこい営業・勧誘はしない
美容クリニックと聞くと、HPや基本料金から2~3倍と料金を吊り上げられたり、しつこい勧誘で帰れないといった印象はありませんでしょうか?
水の森は、営業・勧誘行為はもちろん料金の吊り上げも一切ございません。オプションメニューについても、患者様のご希望を確認のうえご提案、ご了承を得て追加いたします。
メンズ美容専門サイト開設中!たるみケアの詳しい情報もご覧いただけます
2023.08.11
2024.11.22
美容皮膚科
監修医情報
医師
水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉
経歴
平成10年 東京医科大学医学部卒業
平成18年2月 水の森美容クリニック開院
所属学会
麻酔科標榜医
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医
医師
水の森美容クリニック 美容皮膚科専門医師
金子 繭子
経歴
平成20年 昭和大学医学部 卒業
平成20年 昭和大学横浜市北部病院
平成22年 日本医科大学武蔵小杉病院 形成外科
平成24年 日本医科大学付属病院 形成外科
平成24年 筑西市民病院 形成外科・皮膚科
平成25年 日本医科大学付属病院 形成外科
平成27年 日本医科大学武蔵小杉病院 形成外科
令和5年 水の森美容クリニック 美容皮膚科
所属学会
日本形成外科学会専門医
乳房再建エキスパンダーインプラント責任医師
日本形成外科学会 会員
日本美容外科学会(JSAPS)会員
日本創傷外科学会 会員
日本乳房オンコプラスティック サージャリー学会 会員