ハイフは何歳から始めるべき?たるみ治療のベストなタイミングと効果について
2023.07.27
2024.11.22
美容皮膚科
最近は、女性のみならず男性もお顔のたるみやしわ改善のため、ハイフ治療の人気や注目度が高まっています。ですがほとんどの方は、何歳からハイフを始めた方が良いのか?ハイフを受ける最適なタイミングがわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、ハイフを受ける最適な年齢・タイミングについて解説していきます。
ハイフとは
ハイフ(HIFU)とは、超音波を力で皮膚表面から皮下組織の奥、筋肉(筋膜)の層にかけて熱を与えてたるみ・しわなど肌の引き締めやコラーゲン生成の促進を促す治療です。
照射する超音波は高密度ですが、照射する度合い(深さ)によってカートリッジを取り替えることで皮膚表面に傷や負担をかけず、効果的な施術が可能です。
ハイフの主な効果
・たるみやしわの改善
・小顔、リフトアップ効果
・コラーゲンやエラスチンなどの生成促進
・肌のハリ、ツヤ改善
たるみができる原因と影響
顔のたるみの原因
ハイフ治療が効果的なたるみですが、どうして肌にたるみが生じてしまうのでしょうか。
たるみの主な原因として、加齢による肌組織の崩れや筋肉の衰え・コラーゲン成分などが破壊され肌のハリ低下・皮下脂肪の増減などです。
特に「真皮」と呼ばれる層は、コラーゲンやエラスチンといった肌のハリ・弾力を支える成分によって作られており、この成分たちが崩れてしまうことで肌表面にたるみやしわといった形で表れてしまいます。
さらに、加齢と共に重力の力で張っていた細かい靭帯が下がってしまうことも原因の1つです。
顔のたるみがもたらす影響
・老け顔
・フェイスライン(輪郭)の崩れ
・常に疲れた印象の顔になりやすくなる
男性のたるみ治療については、こちらの記事でも詳しく解説しておりますのでご覧ください。
ハイフは何歳から始めるべきか?
顔のたるみ・しわ改善に対して、ハイフ治療は何歳から始めるのが良いのかについてです。
ネット記事や動画などのコンテンツで、●●歳がベスト・●●歳から始めると良いなどといった情報が数多く出ていてなかなか判断がつきにくいかと思います。
美容皮膚科医師の見解
美容皮膚科専門医 金子医師
一般的に、40代以降の方にはエイジングケアの一環として、しわ・たるみ改善の効果が期待できると思います。また、20~30代の方でも日常的に紫外線に当たる機会の多い方、極端な体重増減を繰り返している方も、たるみやしわなどの改善にハイフは効果的です。
たるみやしわが気になり始めたらハイフを検討
結論、ハイフ治療を始める最適なタイミングは、顔のたるみやしわが気になり始めたタイミングです。つまり、ハイフ治療を始める最適な年齢は決まっていません。
なぜなら、顔のたるみやしわの状態はそれぞれで異なります。当然個人差もありますので、早い方では20代からたるみが出てしまう場合もあれば、30代・40代でもハリや弾力のある肌の方もいらっしゃいます。
効果が出ないケースについて
どの年代からでもハイフを初めることで効果が期待できますが、中には効果があまり実感できないケースや注意が必要な場合もあります。各年代ごとに解説していきます。
20代はあまり効果を実感しない可能性がある
まず、20代の若い時期にはまだたるみやしわが目立っていないことが多いです。その状態でハイフを行っても効果や変化を実感しにくい可能性があります。
また、将来のための予防治療としてハイフを行うケースもありますが、将来どのタイミングでたるみやしわが目立ち始めるのか不確かなため、場合によっては無意味な治療になってしまいます。
30代がおすすめというケースも多いが個人差
ハイフ治療を始めるのは、30代が最も適しているという情報も多く目にしますが、これも個人差やたるみの状態・原因によって異なります。
確かに30代に差し掛かると顔の筋膜やハリなどが衰え始めて、たるみやしわとして現れやすい時期です。しかし、皮下脂肪の増減による影響が大きい場合や目元のたるみといった場合には、ハイフでは効果が期待できないケースや、外科施術が適応になる場合があります。
40代~50代でたるみ・しわが目立っていても注意が必要
40代~50代になると、たるみ・しわが目立ってくる方が多くいらっしゃいます。そのような場合には、ハイフは効果を発揮しますが場合によっては注意が必要です。
脂肪が少ない方や皮膚自体のたるみがある方は、ハイフを行った場合に逆効果になる恐れがあります。その場合、ハイフ以外の治療を選択肢に含めてクリニックでのカウンセリングなどをおすすめいたします。
ハイフ治療の注意点
そのうえで、ハイフ治療を受ける際に注意しておくべく点についてご紹介いたします。
医療用ハイフとエステハイフは別物
実は、世間一般のハイフは「医療ハイフ」と「エステハイフ」に分かれます。先述のとおり、ハイフは、超音波の力で皮下組織に熱を与える施術です。この施術自体が医療行為となっており、患者様1人ひとりの肌の状態や皮下組織の構造、熱の照射調整などさまざまな要素を判断したうえで行う必要があり、医師や看護師など医療従事者が行う必要があります。
一方、エステハイフは安価で気軽にハイフができる点を売りに昨今増加傾向ですが、担当するスタッフは医療従事者ではないケースがほとんどです。その結果、満足いく効果が得られなかったり、重大な事故に繋がるリスクもあります。
そして、大前提として医療技術のハイフはエステで禁止されいるため、エステハイフでの施術はあまりおすすめできません。
医療用ハイフとエステハイフの違いについては、こちらの記事でも詳しく解説しておりますのでご覧ください。
施術は1年に3回程度が目安
ハイフは、施術直後はもちろんですが術後1ヶ月を目安に効果がよく現れ、術後3~4ヶ月間その効果が持続します。つまり、1年間で3回ほど行うことで常に効果を持続、実感しやすくなります。
また、効果が持続する3~4ヶ月の間に皮下組織でコラーゲン・エラスチンなど肌のハリを支える成分の生成も行われるため、ある程度間隔を空ける必要があります。
根本的なたるみ治療は外科施術が有効
ハイフを継続して定期的に受けることで、リフトアップ効果などが持続します。
しかし、顔のたるみに加えてこけも気になる場合、ハイフでは十分な改善が得られない可能性があります。その場合には、ヒアルロン酸注入やフェイスリフトといった根治を目的とした外科治療が効果的です。医師とのカウンセリングなどで、相談いただくことをおすすめいたします。
水の森は安心の医療ハイフ
当院の美容皮膚科では、専門の知識と実績を積んだ医療従事者がハイフ治療を担当いたします。また、徹底した安全管理体制と最新の機器で安心・安全な施術を行っております。
最新のハイフ機器で安全に確かな効果
当院では、最新のハイフ機器「ウルトラフォーマ―MPT」を使用しています。従来機器に比べ、施術中の痛みや不快感、熱感を軽減しつつ、高密度・高パワーの照射と肌に合わせたカートリッジ変更が可能で、患者様の負担を減らし、確実なリフトアップ効果が期待できます。
術前後の変化を分析・可視化
また当院では、施術初回と最終回で3D肌分析装置「VISIA」を使用して、施術効果を可視化します。目視では分からない、より細かい部分の効果や比較をデータを元に確認できます。
ダウンタイムはほぼ無し・周囲にもバレにくい
基本的に、ハイフは皮膚に傷を残さない治療のため術後のダウンタイムもほとんど無く、周りにも気づかれにくい施術です。
当院では、最新のウルトラフォーマ―MPTと十分な技術を持つスタッフが施術を行うため、術後の負担をより残さないアプローチが可能です。施術後にご予定がある場合でも、気にすることなくハイフを受けていただくことができます。
当院では、現在のお肌の状態の確認やお悩み相談など、些細な内容でも無料でカウンセリングができます。
水の森の医療ハイフの症例写真
ドクターコメント
こちらは医療HIFU全顔+顎下(680ショット)を行なった男性の患者様の症例です。
当院では、医療用ハイフを導入しているクリニックにおいて、最高水準のショット数 680ショット(全顔+顎下)で施術を行っております。フェイスラインや二重あごなど、気になるお悩みに効果が期待できます。
ドクターコメント
こちらの患者様は、顎や頬のたるみが改善されフェイスラインもはっきりと出ています。加齢によるしわやたるみの改善にも効果が期待でき、若々しい印象へと変化していきます。
ドクターコメント
こちらの患者様は、口元のたるみやたほうれい線も改善され、全体的にリフトアップ・引き締め効果がでました。
水の森美容クリニックが選ばれる理由
非効率・不確実な施術は行わない
水の森は、院全体で「患者様中心主義」を掲げており、患者様に最適な治療のご提案と効果の実感に全力を注いでおります。売上を稼ぐだけの非効率で非科学的で、効果の乏しい治療は一切行わず、科学的根拠を元に最善の治療を行います。
毎日の生活を邪魔しない
当院は完全予約制で、平日・土日*関係なく営業しております。日々忙しくされている方、充実した毎日を過ごされたい方の大切な時間を縛らないよう、効率よくご都合の良いタイミングでご予約・施術を受けていただくことが可能です。
しつこい営業・勧誘はしない
美容クリニックと聞くと、HPや基本料金から2~3倍と料金を吊り上げられたり、しつこい勧誘で帰れないといった印象はありませんでしょうか?
水の森は、営業・勧誘行為はもちろん料金の吊り上げも一切ございません。オプションメニューについても、患者様のご希望を確認のうえご提案、ご了承を得て追加いたします。
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2023.07.27
2024.11.22
美容皮膚科
監修医情報
医師
水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉
経歴
平成10年 東京医科大学医学部卒業
平成18年2月 水の森美容クリニック開院
所属学会
麻酔科標榜医
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医
医師
水の森美容クリニック 美容皮膚科専門医師
金子 繭子
経歴
平成20年 昭和大学医学部 卒業
平成20年 昭和大学横浜市北部病院
平成22年 日本医科大学武蔵小杉病院 形成外科
平成24年 日本医科大学付属病院 形成外科
平成24年 筑西市民病院 形成外科・皮膚科
平成25年 日本医科大学付属病院 形成外科
平成27年 日本医科大学武蔵小杉病院 形成外科
令和5年 水の森美容クリニック 美容皮膚科
所属学会
日本形成外科学会専門医
乳房再建エキスパンダーインプラント責任医師
日本形成外科学会 会員
日本美容外科学会(JSAPS)会員
日本創傷外科学会 会員
日本乳房オンコプラスティック サージャリー学会 会員