男性のニキビ跡は消せる?大人ニキビと思春期ニキビの違いについて
2023.09.07
2024.03.12
美容皮膚科
顔にできたニキビがようやく治まった…と思いきや、ニキビができていたところがボコついてしまったり、赤みが引かなかったりといった感じでニキビ跡に悩まされている方は多くいらっしゃるかと思います。
また、大人になってからできるニキビ跡は、思春期にできるニキビ跡とは違う原因や特徴があります。
そこでこの記事では、大人になってからできる男性のニキビ跡や治療方法について解説いたします。
目次
男性と女性の肌の違いを理解する
男女の肌は、ホルモンバランスや生物学的な特性、環境的な要因などで異なる特徴を持っています。まずは男女の肌の違いを理解することで、より適切なスキンケアやニキビ・ニキビ跡の治療方法を選択できます。
男性の肌の特徴についてみていきましょう。
表皮が厚い
まず大きな違いとして、男性と女性の肌は構造から異なっています。
表皮と言われる層全体の厚さが女性は約1.2mmですが、男性は約1.5mmと厚く、コラーゲンの層も厚いのが特徴です。
特に顔や背中の皮膚は男性の方がより厚みのある皮膚になってます。
男女で厚さに違いが生じる要因として、男性ホルモンの働きが挙げられます。男性ホルモンのテストステロンが、コラーゲンの生成を促進するため、厚くハリのある肌に繋がっています。
脂性肌(オイリー肌)の割合が多い
肌の水分量と皮脂量がどちらも多い状態の肌のことをいいます。皮脂が多く分泌されてしまうので、顔がテカリやすいのが特徴です。
男性は思春期以降、男性ホルモンのテストステロンによって皮脂腺が発達するため、皮脂の分泌が増えていき、女性に比べて分泌量は2~3倍にもなるといわれています。
毛穴のサイズが大きい
前述の通り、男性は男性ホルモンの影響で皮脂腺が発達しており、それに伴って皮脂を多く分泌できるように毛穴のサイズが大きくなってます。そのため、見た目にも毛穴が目立ち易く、また毛穴に皮脂などの汚れが溜まりやすくなっています。
ニキビ跡の種類の違い
ニキビ跡にはいくつか種類がありますので、ご紹介いたします。
赤みのあるニキビ跡
赤みによるニキビ跡は、ニキビの炎症を抑えるために皮膚の毛細血管が患部に増えて、血管が透けて見えることです。
毛細血管は炎症が収まれば縮小していきますので、一時的な症状であることが多く、時間の経過とともに徐々に良くなっていきます。
色素沈着によるニキビ跡
炎症が悪化しすぎると、炎症から皮膚を守るために、細胞からメラニン色素が大量に作られてしまい、褐色のニキビ跡となります。
また、ニキビの炎症が皮膚の表面よりもさらに深くにまで達してしまうと、その部分の毛細血管が破裂してしまうことがあります。すると、そこから血液の成分であるヘモグロビンが漏れ出て色素沈着を起こし、紫色のニキビ痕となります。
クレーター(凹み)によるニキビ跡
最も治りにくいニキビ跡です。肌や毛穴が凸凹してしまっている、比較的イメージしやすいニキビ跡ではないでしょうか。
ニキビの炎症が強い場合、肌の真皮層まで炎症が拡大して、真皮の組織が破壊されます。肌の深層部にダメージを受けるため、簡単に回復することもなく、肌のターンオーバーやホームケアでは改善することが困難とされています。
また、雑菌が付いた不清潔な手でニキビをつぶす行為も、クレーターができてしまう原因になります。
男性の大人ニキビと思春期ニキビの違い
男性のニキビやニキビ跡は、大人と思春期で異なる特徴や原因を持っています。原因が違うと治療方法も変わってくることがありますので、改めて確認しておきましょう。
大人ニキビ・ニキビ跡
<原因>
ストレス、食生活の乱れ、ホルモンバランスの変動、化粧品や薬剤の影響、髭剃りによる皮膚のダメージなどが主な原因になります。
<特徴>
ニキビが深層部で発症しやすく、凹凸のある瘢痕を残しやすいとされています。また、治りが遅く、跡が長く残る傾向にあります。
<発症部位>
Uゾーン(頬やあごの周辺)、顎、首筋、背中などでニキビができやすいとされています。
思春期ニキビ・ニキビ跡
<原因>
主に成長ホルモンや男性ホルモンの増加による皮脂の分泌過多が原因です。また、ホルモンの増加に伴う皮膚のターンオーバーの乱れも影響します。
<特徴>
炎症が強いニキビが多いため、赤みや色素沈着が目立ちます。しかし、跡としては比較的残りにくい傾向にあります。
<発症部位>
主に毛穴の多いTゾーン(額、鼻、あご)での発症が目立ちやすいとされています。
ニキビ跡の改善方法
まずは簡単にできるニキビ跡ケアについてご紹介します。誰でもできる方法ですので、是非今日から取り組んでみてください。
適切な洗顔やスキンケアアイテムの使用
洗顔は日々の基本的なケアとして非常に重要です。肌の汚れや余分な皮脂を取り除くことで、新たなニキビの発生を予防します。
ただし、洗顔時に強くこすりすぎると皮膚が刺激されて、皮脂の分泌を活発化させるので注意が必要です。
また、洗顔後は化粧水や保湿クリームを使ってお肌の保湿を徹底しましょう。
顔料や化粧水などのスキンケアアイテムが、自分のお肌と合っていないと、肌トラブルを引き起こす可能性もありますので、自分の肌に合ったスキンケアアイテムを使用するようにしましょう。
正しい洗顔方法については、こちらの記事でも解説しています。
毛穴ケアは洗顔では不十分?正しい洗顔方法や毛穴の改善方法について解説
生活習慣の改善
十分な睡眠や栄養バランスの取れた食生活を心がけることで、肌のターンオーバーや治癒力が向上し、ニキビ跡の改善にいい影響を及ぼします。
十分な睡眠をとることで、肌の修復時間をしっかり確保でき、自律神経を整えてホルモンバランスの乱れを修正することもできます。
食事に関しては、特に抗酸化作用を持つビタミンCやビタミンEを多く含む食品を摂取するとよいでしょう。
大人のニキビ跡の改善には美容医療がおすすめ
自宅でできるニキビ跡ケアの方法について紹介しましたが、前述の通り、大人になってできるニキビ跡は治りが遅く、ニキビ跡が長く残る傾向にあります。
また、ニキビ跡は放置すると悪化こそすれど、改善していくことはあまりないので、早め早めにしっかりと治療をしていくことをおすすめいたします。
水の森美容クリニックでは、医学的知見や技術と経験のもと、最新の機器で治療を行うため施術効果を十分に実感いただけます。また、お肌について熟知した医師やスタッフが、患者様の肌の状態を正確に診断し、それに応じた治療をご提案いたします。
ダーマペン4
ダーマペンは、マルチプルニードル(16本の針)を用いて表皮の層を傷つけないようにお肌に微細な穴を開け、美容成分を塗布しながらコラーゲンを増やし、真皮に直接美容成分を導入することができる機器です。肌のターンオーバーが改善することで、ニキビ跡や毛穴などを改善・解消できます。
当院ではダーマペン4を採用しています。ダーマペン4は、刺す穴の深さを0.1mm単位で調整でき、針も極細なためお肌への負担も従来機器に比べて少ないのが特徴です。
ダーマペン4の詳細は、こちらのページでも詳しく解説しております。
初めての方は、「カウンセリング+ダーマペン4」をご選択ください。
術前後の変化を分析・可視化
当院では「VISIA」という3D肌分析装置で、現在のお肌の状態と将来の予測ができ、的確な治療のご提案が可能です。
VISIAは109,300人の測定結果を元に、年齢相関を算出し、同年代の平均値と自分の解析結果を比較できます。
コースをご契約の場合、治療前と治療後の2回、無料でVISIAの肌診断をお受けいただけます。
症例写真と施術料金
施術料金:¥23,100(税込)
リスク・副作用:一時的なニキビの悪化・軽度の赤みや腫れ・点状出血
施術料金:¥36,100(税込)
リスク・副作用:色素沈着・一時的なニキビの悪化
ピリピリ感・痛み・軽度の赤みや腫れ・点状出血
水の森が選ばれる理由
非効率・不確実な施術は行わない
水の森は、院全体で「患者様中心主義」を掲げており、患者様に最適な治療のご提案と効果の実感に全力を注いでおります。売上を稼ぐだけの非効率で非科学的で、効果の乏しい治療は一切行わず、科学的根拠を元に最善の治療を行います。
毎日の生活を邪魔しない
当院は完全予約制で、平日・土日*関係なく営業しております。日々忙しくされている方、充実した毎日を過ごされたい方の大切な時間を縛らないよう、効率よくご都合の良いタイミングでご予約・施術を受けていただくことが可能です。
費用が明確 “クリアプライス”
施術に掛かる費用を、全て含んだ金額でご案内しています。HPや広告などで安く見せて、実際にはより高額なプランを勧めることは一切ございません。
施術によっては、一見高く見えることもございますが、実際に他院様と比較した際には、当院の方が安く収まる場合もございます。
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2023.09.07
2024.03.12
美容皮膚科
監修医情報
医師
水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉
経歴
平成10年 東京医科大学医学部卒業
平成18年2月 水の森美容クリニック開院
所属学会
麻酔科標榜医
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医
医師
水の森美容クリニック 美容皮膚科専門医師
金子 繭子
経歴
平成20年 昭和大学医学部 卒業
平成20年 昭和大学横浜市北部病院
平成22年 日本医科大学武蔵小杉病院 形成外科
平成24年 日本医科大学付属病院 形成外科
平成24年 筑西市民病院 形成外科・皮膚科
平成25年 日本医科大学付属病院 形成外科
平成27年 日本医科大学武蔵小杉病院 形成外科
令和5年 水の森美容クリニック 美容皮膚科
所属学会
日本形成外科学会専門医
乳房再建エキスパンダーインプラント責任医師
日本形成外科学会 会員
日本美容外科学会(JSAPS)会員
日本創傷外科学会 会員
日本乳房オンコプラスティック サージャリー学会 会員