サウナ・岩盤浴で違いは?毛穴詰まりや黒ずみへの効果について
2023.07.25
2024.03.12
美容皮膚科
男性でも毛穴が気になるという方は、多いのではないでしょうか?
また、毛穴の汚れや詰まりに最近流行りのサウナや岩盤浴が良いのでは?と普段から通われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
本記事では、毛穴の黒ずみや汚れのメカニズムについてと、サウナと岩盤浴の違いや本当に効果的なのかについて解説いたします。
目次
毛穴の役割
まず初めに、毛穴そのものについて理解していきましょう。顔全体にある毛穴は、目視できるものできないもの合わせて約20万個も存在しています。
毛穴の役割は大きく2つあり、肌の水分の蒸発を防ぎ乾燥や雑菌の増殖を防ぎます。これは、1つひとつの毛穴から皮脂が分泌され皮脂膜という膜を張ることによって行われています。
また、毛穴は体温の低下を防ぐ役割も果たしています。気温が低い時には毛穴についている立毛筋を立てることで毛穴を閉じて体温が下がってしまうのを防いでくれます。
毛穴のよくあるお悩み・トラブル
ここからは、よくある毛穴のお悩みやトラブルの種類についてご紹介していきます。
毛穴の詰まり・角栓
毛穴のお悩みで最も多いものの1つに、毛穴の詰まりがあります。毛穴の詰まりといっても何が詰まっているのかご存じの方は意外と少ないかもしれません。
毛穴の詰まりを引き起こしてしまうのは、皮膚の表面を剥がれた古い角質や分泌された皮脂などです。そして、この毛穴に詰まったものを角栓と言います。
目視でも確認できる細く、白いものが毛穴に付いていたり出ていたりした経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。この毛穴の詰まりや角栓をそのまま放置してしまうと、後述する毛穴の黒ずみに繋がってしまう恐れがあります。
毛穴の黒ずみ
先ほどの毛穴の詰まりや角栓が空気に触れることで酸化し、黒ずんでしまった状態です。よくある例として、鼻の毛穴が黒ずんでしまいまるで苺のように見えることから「いちご鼻」と呼ばれる状態などがあります。
毛穴が黒ずんでしまうことで個々の毛穴がより目立ってしまったり、肌のトーンが暗くなってしまうなどの影響があります。
毛穴のたるみ
毛穴の詰まり以外のトラブルとして、加齢によって毛穴の大きくたるむことで目立ってしまうケースがあります。肌自体のハリやキメの細かさも毛穴と密接に関係しているため、肌の老化が現れ始めると同時に毛穴にも影響が出てしまいます。
男性の毛穴トラブルについては、こちらの記事でも詳しく解説しております。
サウナ・岩盤浴で毛穴改善の効果はあまり無い
昨今のサウナブームもあって、1度はサウナをや岩盤浴を利用された方も多いのではないでしょうか。また、そんなサウナや岩盤浴が毛穴に効果があるという話を耳にされた方もいらっしゃると思います。
そんなサウナ・岩盤浴ですが、実は毛穴改善にはあまり効果が期待できないです。サウナ・岩盤浴について改めてご紹介するとともに、その理由について解説していきます。
サウナ・岩盤浴とは?
サウナ
サウナは80~100℃の高温多湿な蒸し風呂で、体を温め発汗する温浴法です。発汗によって体内の老廃物・疲労物質を排出することによる疲労回復や、神経バランスの調整、血管拡張による血流改善などさまざまな効果が期待できます。
また、サウナに入ると出てくる汗の特徴は汗腺と呼ばれる部分から排出されるベタっとした汗です。汗腺から汗を出すと同時に、汗腺の汚れも排出されます。
岩盤浴
岩盤浴は、40~60℃程度に温めた天然鉱石に寝転んだり座るなどして、遠赤外線の作用によってゆっくりと身体の深部から温め、発汗を促す温浴法です。
主な効果には、新陳代謝の促進やストレス解消、リラックス・デトックス効果などがあります。
岩盤浴で出る汗は、皮脂腺から排出されるためサラサラしているのが特徴で、岩盤浴でかく汗の量はサウナよりも少ないとされています。
サウナ・岩盤浴は根本的な毛穴改善にはならない
サウナや岩盤浴で汗をかいたからといって、毛穴が開いて汚れが落ちている訳ではないのです。
身体には汗を排出するアポクリン腺とエクリン腺の2種類の腺があります。
アポクリン腺は、脇の下など体の一部にある腺です。毛穴から出る汗で、冷や汗や緊張などの精神的な影響によって発汗し、臭いを発する汗なのが特徴です。
一方、エクリン腺は、毛穴ではない部分から出る汗で、サウナや運動によって上がった体温を下げるために発汗します。
つまり、サウナに入ってかく汗は毛穴とは関係ないものになるので、毛穴が開くことはもちろん毛穴の詰まり改善などに効果が期待できません。
また、皮脂腺から汗をかく岩盤浴も毛穴詰まりや汚れの根本的な改善にはつながりません。
間接的な効果は期待できる
サウナや岩盤浴は、根本的な毛穴改善にはなりませんが間接的な効果が期待できる面もあります。
サウナや岩盤浴でかいた汗はミネラル成分が含まれているため、肌の古い角質を浮かせて汗と一緒に落としてくれます。加えて、身体の中から温まることによって皮脂腺が開いて新鮮な皮脂が分泌されます。
この皮脂には、保湿効果の高い成分(スワクラン)があり、出てきた汗と混って肌をコーティングします。また、血流促進によって肌に新鮮な血液が送られることで、肌は新陳代謝が進んでターンオーバーが促されます。
その後もターンオーバーが正常化が続き、古い角質が減り毛穴が柔らかくなっていくことで角栓の改善や毛穴縮小などの効果が期待できます。
サウナや岩盤浴を補完するスキンケアが重要
サウナや岩盤浴を利用する際には、同時にスキンケアも欠かさず行うことが重要です。
第一に、発汗することで身体から排出された汚れなどが肌に残らないように、洗顔や汗を洗い流すようにしましょう。また、毛穴が開きやすい状態が作られるためサウナ・岩盤浴後にはスキンケアと、肌の乾燥を補完する保湿ケアも忘れずに行うようにしましょう。
毛穴詰まり・汚れの根本的な改善は美容医療がおすすめ
サウナや岩盤浴をはじめ、日頃のセルフケアだけでは毛穴詰まりや汚れ、黒ずみを改善をしたくても限界があります。
そのような場合、お肌に関する知識や経験豊富なスタッフが専門的な施術を行ってくれる、美容皮膚科での治療が効果的です。
美容皮膚科では、自身の洗顔やスキンケアだけでは取り切れない毛穴の詰まりや黒ずみなどを、最新機器を用いて1人ひとりに合った施術方法で改善していきます。
水の森美容クリニックで、毛穴のお悩み・トラブルについて無料でご相談ができます。
初めての方は、「カウンセリング+ハイドラブースター」をご選択ください。
水の森美容クリニックの毛穴ケア
ハイドラブースター
ハイドラブースターは、水流の力を利用して角質や毛穴に詰まった汚れや皮脂を除去をしながら美容成分を肌深層へ浸透させる機器です。
最大の特徴は、肌への負担を少なく余分な皮脂や角質を浮き上がらせ、吸引により優しく老廃物を取り除くことができます。
よって、術後のダウンタイムはほぼ無く施術時間も15分~20分と短いため、施術前後のスケジュールにも影響無く気軽な毛穴ケアが可能です。
ハイドラブースターの詳細は、こちらのページでも詳しく解説しております。
症例写真と施術料金
施術前は、鼻の毛穴に汚れが詰まり黒ずんで見える「いちご鼻」でしたが、黒ずみが消え肌のトーンも明るくなりました。
施術料金:¥13,200(税込)
リスク・副作用:お肌のピリピリ感・痛み・点状出血
毛穴の白い角栓が目立っていましたが、術後は角栓や毛穴詰まりがすっきりとしました。
施術料金:¥13,200(税込)
リスク・副作用:お肌のピリピリ感・痛み・点状出血
ハイドラブースターで毛穴治療について、無料カウンセリングで詳しくご説明いたします。
水の森美容クリニックが選ばれる理由
非効率・不確実な施術は行わない
水の森は、院全体で「患者様中心主義」を掲げており、患者様に最適な治療のご提案と効果の実感に全力を注いでおります。売上を稼ぐだけの非効率で非科学的で、効果の乏しい治療は一切行わず、科学的根拠を元に最善の治療を行います。
毎日の生活を邪魔しない
当院は完全予約制で、平日・土日*関係なく営業しております。日々忙しくされている方、充実した毎日を過ごされたい方の大切な時間を縛らないよう、効率よくご都合の良いタイミングでご予約・施術を受けていただくことが可能です。
しつこい営業・勧誘はしない
美容クリニックと聞くと、HPや基本料金から2~3倍と料金を吊り上げられたり、しつこい勧誘で帰れないといった印象はありませんでしょうか?
水の森は、営業・勧誘行為はもちろん料金の吊り上げも一切ございません。オプションメニューについても、患者様のご希望を確認のうえご提案、ご了承を得て追加いたします。
メンズ美容専門サイト開設中!毛穴ケアの詳しい情報もご覧いただけます
2023.07.25
2024.03.12
美容皮膚科
監修医情報
医師
水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉
経歴
平成10年 東京医科大学医学部卒業
平成18年2月 水の森美容クリニック開院
所属学会
麻酔科標榜医
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医
医師
水の森美容クリニック 美容皮膚科専門医師
金子 繭子
経歴
平成20年 昭和大学医学部 卒業
平成20年 昭和大学横浜市北部病院
平成22年 日本医科大学武蔵小杉病院 形成外科
平成24年 日本医科大学付属病院 形成外科
平成24年 筑西市民病院 形成外科・皮膚科
平成25年 日本医科大学付属病院 形成外科
平成27年 日本医科大学武蔵小杉病院 形成外科
令和5年 水の森美容クリニック 美容皮膚科
所属学会
日本形成外科学会専門医
乳房再建エキスパンダーインプラント責任医師
日本形成外科学会 会員
日本美容外科学会(JSAPS)会員
日本創傷外科学会 会員
日本乳房オンコプラスティック サージャリー学会 会員