ボトックスとはボツリヌス菌から抽出された毒素を滅菌生理食塩水で10倍に薄められたものです。毒素と聞くと危険な感じがしますが、身体に害はありませんので、ご安心ください。
たれ目のボトックスの特徴
たれ目ボトックス注射を特にお薦めしたいのは、つり目で悩まれている方です。
つり目は目が細く小さく見えて、周りにはきつそうな印象を与えがちです。
この施術では、下まぶたの外側約半分程度の範囲を下方向に引き下げます。
それによってたれ目の優しく可愛らしい印象になり、さらに白目の見えている範囲が広がるため目が大きくなるのです。
しっかりとたれ目の効果を得るには手術(下眼瞼下制術、たれ目形成)がお薦めです。
たれ目ボトックスの効果は微量なため、周囲にあまりバレたくないなど自然な仕上がりをお求めの方に最適です。
ただし、たれ目ボトックスを打つことによって注入部位が動かなくなり、笑った際に目元が不自然になってしまう可能性があります。
たれ目のボトックスの原理
ボトックスは筋肉の動きを抑えたり、筋肉の緊張を和らげる効果があります。
額や眉間などの表情じわの治療や、エラの張りを抑える小顔注射など幅広く使用されている、安全性の高い薬剤です。
たれ目ボトックスの施術は、目の周囲を同心円状に取り囲む眼輪筋に対してボトックスを注射し、部分的に下まぶたの眼輪筋の緊張を和らげるというものです。筋肉を弛緩させることにより下まぶたのラインを下げ、たれ目を形成します。
同時に目の面積も広がるため、目が大きくなった印象となります。
また、注入部位を変えることにより、患者様のお好みに合わせて目のたれ具合を調節する事も可能です。
一般的な注入箇所である
①黒目の下・目尻下の2点、
②黒目をよりはっきりさせる黒目の下1点、
③目尻のみ垂らして自然なたれ目になる目尻下1点
のご案内をさせていただきます。
詳しくは、カウンセリングの際に医師と相談の元注入箇所を決めていきます。
ボトックス注射の効果と失敗しないためのポイントについて
総院長 竹江 渉が動画で解説します!
たれ目のボトックスの施術方法
片目につき1~2箇所に注射を打つだけですので、5分ほどで終わります。
たれ目のボトックスの効果
効果の持続は6ヶ月位となります。(持続期間には個人差もあります)
たれ目のボトックスの施術時間
5分
たれ目のボトックスの処置期間・アフターケア
手術当日
【ご来院】
- 患部の状態
- 腫れ・赤みが気になる事はほとんどありません。
部位によっては内出血が出やすい部分もございます。内出血が出た場合、1~2週間で消失します。
(極力内出血が出ないように、細心の注意を払って注入しております)
効果は数日後からあらわれます。 - 清 潔
- 当日からメイク・洗顔が可能となります。
マッサージは数日間お控えください - 注意点
- ボトックス治療の当日より3日間は熱いお風呂・サウナなどはお控えください。
ボトックスは熱に弱いため、身体を温めすぎてしまうと効果が弱くなる可能性がございます。
注入後、3か月は妊娠を控えてください。