よくあるご質問
- 埋没法 切開法 部分切開法という二重整形術がありますが、切開法と埋没法の間と言うことでしょうか?
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部分切開法は小さくまぶたを切開する二重整形術で、二重埋没法ではなく二重切開法の術式のひとつです。全切開法の傷口を小さくしたものと言えます。
全切開法であれば内部の処理をきちんと行えますが、部分切開法ではこの内部処理が限られた範囲しか施行できません。そのため、全切開法と比べて確実性に乏しく、後戻りの可能性が大きくなります。
腫れに関しても、全切開法より術野が小さいため、出血が起こった時に止血にとまどり、返って全切開法よりも腫れが強くなることもあります。
全切開法と比べて傷の長さが少ないという点では優れているように聞こえますが、切開部とそうでない所の食い込みの程度が違い不自然さが出る場合もあります。本来、全切開法であっても傷跡は二重ライン上にでき、綺麗に治るため、傷跡は目立たなくなります。全切開か部分切開かの傷の長さは将来的には気にならないでしょう。それでも傷の長さを気にされる場合は、部分切開法というより二重埋没法を選んでいただく方が良いでしょう。当院で二重切開法は、確実性を重視して全切開法のみを採用しております。