銀座院院長 竹村 和紀 インタビュー

より安全に、失敗や後悔せずに脂肪吸引を行なうために

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身体への負担を減らす麻酔と安全で確実な吸引手技

診断で確認後、デザインを経ていよいよ手術になります。手術時のこだわりについても教えてください。

竹村手術中は静脈麻酔を行い、無痛での手術を心掛けています。当院の適切にモニター管理された静脈麻酔による脂肪吸引は、安全性が確立されており、重大な合併症である肺塞栓症などのリスクについても、十分にコントロールできております。4)

麻酔がご不安に感じる方も多くいらっしゃると思うので、安心して手術を受けることができますね。

竹村そうですね。加えてですが、静脈麻酔とは別に「チューメセント麻酔」という、薄めたエプネフリン(血管の収縮を促して出血を抑える作用があります)入りの局所麻酔薬の注入を併用しております5)。この麻酔薬の使用により、脂肪が軟らかく“ふやけた”状態となるため出血も少なく、安全に効率よく脂肪を吸引することが可能になります。

さらに術中、術後の痛みの軽減に加えて、皮膚感覚の早期回復にも寄与します6),7)
また、静脈麻酔の使用量も減らすことができるため、日帰りの脂肪吸引手術を安全に行なうことが可能になります。

脂肪吸引の施術で使用するシリンジ

吸引方法についてはいかがでしょうか?

竹村当院では、最も一般的な手作業による脂肪吸引(シリンジ法)を主に行っております。(当院では、クリスクロス法・リサーフェイシング法を用いております)
脂肪吸引が最も盛んで、患者様の体格も日本人より大きいアメリカでも、51%の医師が手作業の脂肪吸引法をおこなっております8)。レーザー式脂肪吸引9)やパワーアシスト型脂肪吸引などの新しい手法による器具も出てきていますが、いずれも従来の脂肪吸引に勝る効果は出せておらず、火傷、術後瘢痕などの新しい器具特有の合併症も高頻度に報告されております。

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より安全に、失敗や後悔せずに脂肪吸引を行なうために

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