美容皮膚科医 金子 繭子 インタビュー

美容皮膚科医が解説!ピコレーザー治療と最新機器ピコシュアについて

SHARE

ピコシュアで可能な3種類のレーザー治療

ピコシュアでは、「ピコスポット」「ピコトーニング」「ピコフラクショナル」の3種類の治療が可能です。それぞれの治療について特徴や効果を教えていただけますでしょうか?

金子ピコスポット・ピコトーニング・ピコフラクショナルで、それぞれ効果を発揮する肌トラブルが異なります。

・ピコスポット
いわゆる「シミ取り」がピコスポットの施術に当たります。
755nmのレーザーなので、メラニンとヘモクロビンへの吸収バランスが良く、衝撃波によるメラニン色素の破壊がメインのため、組織のダメージが抑えられダウンタイムも少なくシミ改善の治療が可能です。

・ピコトーニング
ピコトーニングは、低出力のピコレーザーを顔全体に照射することで、顔中に広がるメラニン色素を除去します。
肌のくすみ・色むらなどに効果的で、全体的なトーンアップの効果が期待できます。

・ピコフラクショナル
レーザーを点状照射(フラクショナル照射)することで、肌表面だけではなく、肌の内側に空砲をつくり(L I O B)、コラーゲンとエラスチンの産生を促進させます。
この働きによって小じわや毛穴の開き、ニキビ跡などを改善する効果が期待されます。

肌のお悩みによって、ピコシュア1つで3種類の治療法を使い分けられるんですね。
その中でも、シミ取りの需要は特に多いと思います。ピコスポットで行うシミ取り治療の特徴や他と比較した際にメリットなど教えていただけますでしょうか?

金子従来のQスイッチレーザーなどで行うシミ取り治療に比べ、熱エネルギーの発生が少なく肌への負担が少ない点がメリットです。
施術後のダウンタイムや炎症後色素沈着のリスクを減らせるのは、患者様はもちろんのこと施術する側にとっても嬉しいポイントです。

1 2 3 4

美容皮膚科医が解説!ピコレーザー治療と最新機器ピコシュアについて

美容皮膚科医 金子 繭子 インタビュー

美容皮膚科医が解説!ピコレーザー治療と最新機器ピコシュアについて

SHARE